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新たな価値基準を生み出すのが人間の仕事 #noteフェス レビュー 3日目

 note CREATOR FESTIVAL (2020/9/2-9/5) で行われるトーク・セッションの中から毎日一つを選んでショート・レビューをアップするチャレンジも3日目。定型のリンクやお決まりフォーマットを準備して、速攻でアップできるように万全の態勢でスタンバイ。こうなってくるともはや仕事っぽいがな。

 今日はこの対談。フェスを通じて一番インテリジェンスを感じる(ような気がする)。脳みそフル回転でも付いていけるかどうか自信がないけど、未知の分野に半ば無理やり接触できるのもイベントの醍醐味。知らなかった理論やサービスに触れたり、予想外にインスパイヤされたり。今日はあるかな、そういうの。

 こう言っちゃあ何ですけどね、話の中身にはほとんどついていけてなかったような気がする。でもインスパイヤされるものはあったなあ。特にAIにできること、人間にしかできないこと。そういった境界線についてこれまでそんなに一生懸命考えたことなかった。というか、コンピュータと人間の能力に差があったのでわざわざ線を引く必要なんてなかったんだろうなあ。

 ところが松尾先生のような研究者が寄ってたかってどんどんAIが人間に近づいてきた。ヤバイ、ぶつかる。どこまでいけばぶつかるんだろう。ぶつからないようにするにはどうすればいいんだろう。今はちょうどそういう時期なんじゃないかな。難しい言葉はさっぱり分かんなかったけれど、私がぼんやりと思ったのはそう言ったこと。

 モデレーターの加藤さんはすごくAIのことを勉強されていて、大筋は松尾x加藤でグイグイ話が進むんだけど、そこに平野さんがスッと合いの手を入れると人間の「らしさ」みたいな概念が浮き上がってくる。二人で組んず解れつの取っ組み合いしてるところに合気道の達人が現れて最小限の動きでホヨヨって軽く投げ飛ばすみたいな感じ?(伝われ〜)見た目の柔らかさ以上に平野さんはキレ者。

 最終段の「クリエーターとAIはどう違うのか」的な話題になった時の3人の掛け合いもエエ感じだった(エエ感じってのはAIには出せない、のかな?)。対談の最後が「現在ある価値基準を再現するのにAIは向いている。新たな価値基準を生み出すのが人間の仕事」ってあたりに落ち着いたのがnoteらしくて良かった。

松尾豊さんのツイッター

 加藤さんのnoteはこちら。

 いやあ、しかし。疲れた。脳みそグチョグチョ。
でもこういうのも、たまにはいいよね。たまにいいよね。
明日はいよいよ最終日。今日は早よ寝よ金曜日。🍌




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