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視聴者からの回答を見て「それが良いですね!」という世界 #noteフェス レビュー 4日目(最終日)

 note CREATOR FESTIVAL (2020/9/2-9/5) で行われるトーク・セッションを一つ選んでショート・レビューをアップするチャレンジもいよいよ最終日。今日は仕事がないので準備は万端。さてさてどんな対談になるのか。

 今日はこの対談。いい意味で一番『遊び』の部分を作りながら話してくれそうな気がしてたんですよ。遊びの部分がたくさんあれば良いな、って。

…いやいや、遊びの部分だらけやないかっ!

 たくさん寄せられる悩みに関する質問に対して、お二人の(というかモデレータの大熊さんも含めると三人の)スタンスは斜めに構えるのが基本パターン。何だこの人たちは!?ふざけてるのか。バカにしてるのか。

 いえいえ、違うんですよ。大真面目にやってるんです(たぶん)。でも真面目にやればやるほど、真正面から正論を返すことが質問者にとって結構キツいことになるのが、皆さん無意識のうちに分かってるんじゃないのかなあ。

「他人が自分のことをどう評価してるのか気になって仕方がない」って相談には、「自分はまったく気にならない」「だって、所詮は他人だもん」「多いよねえ。そういう人」みたいなことを言って散々はぐらかしておいて、ツイッターで寄せられた「好きな人にだけ嫌われないように努力する」って意見を見るや「それが良い!それだよ」だって(笑)。ホントに肩の力が抜けすぎ。

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 じゃあ、だらだらとこんな話が最初っから最後まで続くのかといえば、そうでもない。「自分の言葉が他人を傷つけてないか不安」という相談には、胸元をエグる時速160kmの快速球を投げ込んでみせる。

“他人に向けて発信している言葉はすべて暴力”
”傷つけたときに「ごめん」って言えるかどうか”
“誰も傷つけないってことは何も言ってないのに等しい”

 いきなり「あんたの言葉は暴力なんだよ」なんて聞かされると、どんな質問者も卒倒しちゃうだろうけど、散々ユルユルの「俺に聞くなよ、そんなこと」ワールドを展開させてきた後でなら聞ける。後だからこそ効く。

 この、だらだら、ズバーン!って緩急がこの二人の(いや三人の)真骨頂。まんまとハマってしまった一時間。いやあ、良いお遊びの時間だったなあ。これ、ラジオ番組でやらないかなあ。面白いと思うんだけどなあ。

🍌

 4日間、noteフェスを見て、聴いて、とっても楽しかった。個性派だらけで、テーマの振れ幅も広くて。脳みその体操には持ってこいだった。登壇者の皆さん、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。

 フェスを盛り上げるための『noteフェスサポーター』って仕組みも面白かった。そこでスキ!やコメント、フォローを頂いた方、ありがとうございました。ブログを止めて10年ほど。鈍っていた脳みそに文章を書く楽しみを思い出させるのには十分な刺激になったと思う。

 できれば、またどこかで。
 できれば、末長くお付き合いの程を。

 ではまた。🍌

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