【DTM】自宅用ラックケースにキャスターを付けてみた【Road Ready RRWED】
今回ご紹介するのは「既にキャスターがついているボード」を、ラックケースにつける方式です。
DTMデスクの下にサクっと収納できるので、掃除や配線がはかどります。
完成形
まずは完成形から。
ラックケースはRooad Readyの6U。いつだったか、どこかのハードオフで入手したものです。
調べても型番が見つけられなかったのですが、フタがマジックテープ式になっています(珍しい)。
そのラックに、同じRoad Readyのキャスターボード、RRWEDをつけました。
もともとは床に直置きスタイルで、ラックケースをいくつも積み重ねて使っていました。
(時には備品入れのように使ってましたスイマセン)
しかし頻度は少ないとはいえ、配線のため裏に回ったり掃除のために動かすのが、やや面倒に感じていました。そこでキャスターをつけることに。
なんでRRWEDを選んだのか
「キャスター付きのラック」という条件に絞れば、他にも選択肢はありました。
例えば同じRoad Readyのデフォルトでキャスター付いてるラックとか、GATORのキャスター搭載型とか。しかし候補に上がったものの、最終的に外れました。
なぜかというと、「既に持っているラックを活かすため」ですね。新しくラックケースごと買ってしまうと、持っていたラックが余るので。
したがって、キャスターだけ追加する方向に絞り、RRWEDにたどり着きました。
自作するルートは一瞬考えたものの、(自分のDIYスキル的に)耐久性が不安だったので、安心と時間を買うため既製品をチョイス。
ちなみにRoad Readyのキャスターボードは4種類ほどありまして。最初RR-UEDシリーズとRR-UADシリーズの違いが分からなかったのですが、どうやら違いは「奥行き」。
キャスターのページではなく、載せるラックケース側の各商品ページに以下のような記載がありました。
奥行き36cmのEDシリーズ、46cmのADシリーズ
というわけで、自分の持っている型番は不明でしたが、奥行きから無事シリーズを割り出すことができました。
キャスターボードの付け方
せっかくなので、実際に付けるときの手順を載せておきます。まずは載せる側のラックをひっくり返して、足を外します。※もちろん中身はいったん全部外す。
この上にキャスターボードを同じく裏返してセット。四隅にネジ穴があるので、位置を合わせます。
で、付属のネジ類をはめていくわけですが、僕が受け取った商品はナットが1つ足りていませんでした……🙀。
サウンドハウスさんに連絡したところ、秒速で対応していただきました。ありがとうございます。ナット1つにも関わらず佐川経由で届けていただいて、感動しました。
部品がそろっているのを確認したら、ネジ類を装着。再びひっくり返して(上下を戻して)完成。テンション上がって一気にマウントしちゃったので、空の写真撮り忘れました。
※余談ですが一番下パワーディストリビューターのTASCAMのAV-P250S、電源の起動順番を3グループに分けれるので、最強に便利。「スピーカーをオフにしてからインターフェイスをオフ」みたいな操作をスイッチ1つでできて快適すぎます。
なおキャスター片側2個にはストッパーがついておりまして、ロックをかけることができます(右がロック時)。手で強めに押しても動かないので、安心感◎。
注意点
ラックサイズによっては、キャスターボードを付けられないようです。
例えば3Uには「備考:別売キャスターボード(RRWED)の固定はできません」と書かれています。
一方で8Uは「備考:別売キャスターボード(RRWED)に固定できます」と記載あり。
小さいサイズはできないようで、5U以降からは固定できるようです。導入時はED/ADのシリーズと合わせて確認必須。
ちなみにキャスターボードのメリットに、「ラック側サイズの取り換えができる」がありますね。特に意識せず買いましたが、後々8Uや10Uなどへサイズアップしたくなったときに便利。
「キャスター付きラックが欲しいけど、後からサイズ変えたいかも」という方にピッタリでしょう。
もちろん闇雲にROADREADYを推したいわけではなくて、お使いのラックメーカーに合わせて専用のモノを選ぶのが良いですね(そもそもメーカーが違うとサイズが合わないかと)。
ともかくキャスターがあると、配線や掃除がしやすくなって最高です。もっと早く導入すれば良かった……!