自分にあった表現手段を見つける方法
変換率って何?
ぼくらが他人に何かを伝えるとき、まず頭の中に「伝えたいこと」がありますよね。
ただし、頭の中にあるだけでは伝わりません。必ず何か「手段」が必要になります。文字、声、身振り手振り、そして表情など。
この「伝えたいこと」を「手段化」するとき、100%が100%のまま、伝わるでしょうか?
あなたが、友達へLINEでメッセージ送るとき、全くロスなく(1%も失われず)伝わっていますか?
LINEでメッセージ送る場合と、対面で伝える場合、ロス率は同じになりますか? 伝える内容が同じだとしたら。
つまり、
「文字にせよ、声にせよ、対面にせよ、
伝える手段によってロス率に差がある」
これが「変換率」という視点。
同じ内容を伝えるとき、ロスが無ければ無いほど、変換率が高いといえる。
たとえば「同じ金額の円」でも、変換先によって率が変わりますよね。ドルに換えるか、ウォンに換えるか。それと同じで、「頭の中の伝えたいこと」を、文字に換えるか、対面に換えるかという話。
あ! 1つだけ注意点。
変換率は、情報量とは違います。
情報量だけでいえば、どんな人であれ、
【対面 > 動画 > 声 > テキスト】になる。
テキストだけだと、表情も声も分からないので。
けれど変換率は、手段によって一律ではありません。人によって、変換率の高い手段と低い手段がある。しゃべるのが得意なら、メールより電話。書くのが得意なら、電話よりメール。
この変換率をチグハグにしていると、頭の中で100%のことも、実際は3%になりかねない。しゃべるのが得意なのに手紙書いちゃう、的な(手紙の魅力は否定してませんよ!)。
そんな変換率のニュアンスを踏まえた上で、損しがちな表現をパターン別に2つあげていきます。
ロスの具体例2パターン
ぼくの知人に、
・対面への変換率が高く⤴
・テキストへの変換率が低い⤵
人がいます。
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