【ユーザーレビュー】IbanezのギグバッグIBB924のメリットとデメリット
まず結論からいうと、Ibanezのエレキベース用ギグバッグIBB924、最高です。特にBTBユーザーには間違いなくオススメ。
とはいえ、デメリットが全くないわけではありません。今回はメリットと合わせて注意点も紹介していきます。
✔コメントをいただいています、ありがとうございます!
メリット
①自立する
楽器を入れなくても折れません。型崩れしない。
だからといって楽屋などでこれ見よがしに自立させることはありませんが……w。
※取っ手についているタグは、楽屋で見分けやすくするため外さないで使っています。
逆にいうと「使わないときは折りたたんで収納したい!」という方はご注意ください。折りたためません。
当たり前ですが、物を入れて重心が傾くと倒れます。揺れや衝撃などで倒れることもあり。
とはいえやはり、形が崩れていかないのはベースの出し入れに便利。いちいちケースを成形する必要がないので。
②ポケットが多い
収納ポケットが3つあります。上から1ヵ所ずつそれぞれ500mlペットボトル、ストラップ、アンプヘッド(小型)が入るくらいの大きさイメージ。
常に入れているモノとしては、真ん中のポケットにDIMARZIOのストラップと、Ibanezの工具セットを入れています。
Ibanezユーザーであれば、工具セットは1つ持っておくのがオススメ。ネジ締めや弦高など、出先での軽微な調整に対応できます。
③ポケットの収納スペースが広い
ただポケットが多いだけではなくて、収納スペースが広いこともメリット。特筆すべきは一番下のポケット収容能力で、素晴らしすぎます。
実際の量感でいうと、「MarkbassのアンプF1 + 500mlペットボトルを横入れで1本分」くらい収納可。
※F1のサイズ:4.4(H)×27.6(W)×25.5(D)cm
しかも(ライブやスタジオまでの運搬時だけとはいえ)2.1kgあるアンプを入れているにも関わらず、底抜けしたことはないです。
さすがに重量物の入れっぱなしは避けた方が良いでしょうが、現状このスタイルで約2年ほど使ってきています。
なお仕切りが多いのもありがたいポイントで、ちょっとした書類(セット図とか)を入れるのにも便利。
デメリット
上述したように最高なギグバッグなのですが、唯一、使っていて気になる部分はあります。
何かというと、「高さ」です。背負うと高さが出るので、場所によっては天井に突っかかります。
身長178cmの自分が背負って歩くと、バッグの上側が電車のつり革にぶつかります。なんなら乗降口のドア上側にも当たります。もちろん背負う部分の高さ(長さ)を調整しても、です。
今は慣れたので、瞬間的に手持ちしたりかがんだりで回避しています。がしかし、高さにはお気をつけて。
あと同じく身長によるとは思いますが、高さが出るので、傘を差すとき濡れがちになります。僕の場合ケースを優先すると自分が濡れて、自分を優先するとケースが濡れます。
(ただしギグバッグは防水加工されているので、表を拭けば済む話)
デメリットは、強いて言えばそれくらいです。
ちなみに他のレビューでは「肩紐がもろい」というご指摘がありましたが、僕は気になったことがないです。おそらく(両側背負うので)片掛け移動はしないからだと思います。
自分の場合は、初代はベースを出し入れする部分のチャックが壊れました。次いで一番上のポケットのチャックも破損。
使用頻度の高いパーツが、ダメになりやすい印象ですね(どんな機材もそうかも)。バッグ自体は非常に頑丈です。
まとめ
メリット
①自立する
②ポケットが多い
③ポケットの収納スペースが広い
デメリット
①背負うと高さが出る(上にぶつかりやすい)
ちなみに個人の趣向ですが、デザインがミニマルなのもお気に入り。主張のない感じが、いかにもベーシストっぽくて上がります。「主張はステージ上でやってください」という意味ですかね(たぶん違う)。
Ibanez製につき、BTBのベースがちょうど良くおさまります。ケース類はなるべく同じメーカーを使った方が、サイズ的にも確実で安心。
BTBユーザーはこれ使っておけば間違いないです。
※サウンドハウスでは販売終了となっていました。
▼エフェクターケースもコンパクトにしたい方は、こちらの記事も合わせてどうぞ
▼その他ベーシスト向けのコラムはこちらから