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【作曲】曲作りで行き詰ったときの打開策【マンネリ打破】
結論から。好きなデザインを見ながら曲を作る。以上。
できれば作りたい曲のイメージ(世界観)に近いアートワークが良いですね。
むろんイメージに近い曲を聴くのも悪くないんですが、同じ音楽なのでモロに影響受けちゃうリスクが。フレーズやリズムが自然と似てしまう。
アートなら視覚だから、直接的な影響を避けることができます。
例えば爽やかな曲を作りたければ、明るい夏の画像を見つけてくる。アニメや漫画のワンシーンとか、そういうのでも良いと思います。
かなり感覚的ですが、「流れてそうな音楽⇄流れてそうな光景」を行き来する感じです。
「作りたい曲が流れてそうな場面」に近いビジュアルイメージを探す。イメージが見つかったら、「その光景で流れてそうな曲」を想像する。
もちろん「なんとなく部屋の片隅を眺める」のも悪くないですが、今回想定しているのは「行き詰まり」なので。
マンネリを打破したい方は、ぜひお試しあれ。
自分の例でいうと、曲より先にジャケ(のラフ案)がある場合は、それを見ながら曲を作ります。個人的にはこのパターンがもっともやりやすい。
もしラフ案がなかったり、もうちょいインスピレーションが欲しかったりしたら、イメージを探す。
例えばJudgement(2012年リリース)制作時は、フランスのPierre-Alain D. // 3mmi Designを見ながら曲作ってました。
メタルコア的には「Beyond The Shoreのジャケ描いた人」といえば伝わるかと。
Here are some screenshots of one of my latest work for Beyond The Shore / Ghost watcher (digipack), available through Metal Blade Records. Pretty satisfied with the result. More artworks at www.3mmi.org
Posted by Pierre-Alain D. // 3mmi Design on Thursday, May 30, 2013
今はバンド関係のデザインでポートフォリオ埋め尽くされてます。がしかし、Judgementを作っていた時期は、現在ほどバンド系デザイナー感は出てませんでした。
このジャケ▼も、自分が参照していたのはバンドで使われる前のやつ。
▼こっち。
Hypnosis ©3mmi Design
Posted by Pierre-Alain D. // 3mmi Design on Thursday, December 16, 2010
あとはこのあたりのデザインも、ひたすら見てました。「無人感」もありつつ飛躍しすぎていない独特の質感に、めちゃくちゃピンと来た覚えが。
Memories ©3mmi Design
Posted by Pierre-Alain D. // 3mmi Design on Thursday, December 16, 2010
Awakening ©3mmi Design details available here // http://www.3mmi.org/v8/archives/news/awakening PRINTS AVAILABLE : http://www.deviantart.com/print/34831737/ More artworks at www.3mmi.org
Posted by Pierre-Alain D. // 3mmi Design on Wednesday, March 30, 2011
ホントに見ながら曲書いていたので、きっと何か通じるものがあるんじゃないかと。まぁともかく、見ながら作ることで、はかどったのは事実。
ちなみにJudgementのジャケデザイン自体はペドさん(ロゴ等も作ってくれた大恩人)作です。最強。曲の世界観とのシンクロ率2億%。
というわけで、今日はここまで。
曲のテーマから逆算して探しても良いですね。冷たいリフを作りたければ、北極の画像を探す的な(例え雑ですが、、w)。
好きなデザインを見ながら曲を作ると、インスピレーション湧いてきてはかどります。
それではまた明日ー!