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バンド活動で使える2種類のマインドセット
この間こんなツイートをしました。
・オフェンス思考
— ビトク@ベーシスト (@Bitoku_Bass) January 13, 2021
・ディフェンス思考
どっちを取るかでベースの音作りは変わってくる。
前者は、竿の長所(例: 歪みがのりやすい)を伸ばす。
後者は、短所(例: ハイがきつい)を補正していく。
ちなみに自分はオフェンス寄り。逆にもしディフェンス型でいくなら、グライコとか入れるかな。
元ネタはこちらの動画から。動画では、"ミックスにおける"「オフェンス思考」と「ディフェンス思考」がテーマになっています。
それを自分視点で音作りに転用したのが、冒頭のツイート。
で、この「オフェンス/ディフェンス」思考って、バンドにおけるほぼ全ての事項に使えます。
まずスタジオ練習からルート分岐できる。得意なパートをより良くするのか、苦手なパートを練習するのか。
音作りもツイートの通り。各楽器単位に分解もできるし、バンド全体としての二択にすることも可能。
ライブでもリハから使える。「とにかくアグレッシブな音を目指す」のか、「聴こえないパートを聴こえるようにする」のか。
「何弾いてるかよく分からんけど音圧やべえ!」というサウンドが合う曲もあるでしょう。
逆に歌モノであれば、音圧よりはボーカルの聴こえやすさを改善した方が良いでしょう。例えばバラードで「メロディ聴き取れないけどキックの音圧がやばすぎる!」みたいな状況はどうだろうか、とw。
バンド内で意見がまとまらないときって、そもそも「オフェンス/ディフェンス」視点がそろってないのかも。
「俺はギターをもっと上げたい(オフェンス)」
「けどギターを上げるとボーカルがちょっと歌いにくいかも(ディフェンス)」
といった感じ。すんごいザックリですけど……w。
バンドとして「どっちの思考でいくか」そろえるだけでも、意思決定はだいぶスムーズになるのでは。
つまり「意見が分かれること」よりも、「意見の元になっている思考法が分かれていること」に注目する。
ただ、1つ謎があります。
「オフェンス/ディフェンス」を使い分ける思考は、どっちなのか。
(なんだかトンチっぽい疑問)
……無難に言うなら、「両方の視点から考えて結論を出しましょう」って話ですね(マジ無難ですいません🙇)。
うむ。もうちょいこの思考法を使ってみて、発見があったらまた紹介しますー!
それではまた明日!