架空球団『山陽レイダース』の紹介(パワプロ 2023)
はじめに
今更も今更で大変恐縮なのですが、昨年末から年始にかけて開催された('ω`)様主催の「オリジナルチーム選手ドラフト」及び、3月11日より開幕するヴァヤシコフ様運営の「弦巻スカイスターズペナント6thシーズン」(今年からはチームホロライブとなりますが)に、拙作『山陽レイダース』が参加させて頂くこととなりました。
せっかくの機会ということで、チームのコンセプトや特徴なんかを備忘録がてら書き残して置こうと思います。
※この記事に登場するチーム・選手等は全てフィクションです。実在の人物及び団体とは関係ありません。
概要
パワナンバー:23200 10041 04154
機動力と強力リリーフ陣を強みとするスモールベースボール志向のチームです。チーム全体としては打低な構成ですが、控えには代打適性が高めな選手もそこそこおり、1点を競り合う様な試合展開は割と得意だったりします。
キャッチャーB持ち且つ強打の正捕手・芹澤が攻守の要として抜群の存在感を放ちますが、怪我や回復に難がありペナントモードでは年間100試合程度の出場が限度(怪我・疲労がふつうの場合)な為、芹澤がいない期間をどの様に凌ぐかが重要になってきます。
大元となったコンセプトは「キャッチャーB持ちの正捕手と威圧感持ちの守護神がいるチーム」というもので、それぞれ芹澤とネルソンが該当します。これらの特殊能力はその強力さ故にオリジナルチーム界隈(?)では割と避けられがちな印象があり、「じゃあ俺が作っちゃるぜ」とばかりにチームを作成・上記企画に応募した所、投手威圧感はともかくキャッチャーB持ちの捕手は割と普通におり、この界隈の日進月歩ぶりに戦慄させられました。
チーム戦力
前項の概要だけ見ればそこそこ強そうなチームなのですが、このチームには構造上の大きな問題があります。それは「投高打低のチームなのに先発が貧弱」という点です。
このチームの強みであるリリーフ陣を活かすには、極力序盤にリードを奪った上で、それを保ったままリリーフに繋ぐ必要があります。しかし、レイダースの先発陣は芹澤のキャッチャー能力込みで精々並程度でしかなく(つまり芹澤が離脱中は並以下)、相手打線を安定して抑え込むのは厳しいと言わざるを得ません。更には前述の通り打線も大量得点を狙える様なものではない為
「先発がズルズル失点を重ね、リリーフがなんとか火消しに成功するも打線は申し訳程度の反撃をするのが精一杯でゲームセット」
という展開が頻発します。
オーペナ環境下ではキャッチャーBがかなり強力な為割と先発が持ち堪えてくれますが、キャッチャーBの影響が弱い観戦プレイだとこの欠点がモロに火を噴き、ヴァヤシコフ様の企画ではオープン戦2試合で失点9 に対し得点2(もちろん2敗)という惨憺たる有様でした。
オープン戦らしく控え選手中心のオーダーだった1試合目は兎も角、ほぼベストオーダーで挑んだ2試合目でも同じ様な負け方をしており、下振れた面はあるにせよ問題の根深さが窺えます。
以上の事から、安定して上位を目指すには打線か先発の強化が必要不可欠と言えるでしょう。
実際、戦力の調整でオーペナを回している時にも、そこそこ良い先発を1枚補強出来れば優勝争いに加われることが多かったです。
打撃
チームの問題点、その一。
ミートは並程度にはありますが、パワーが不足気味。
ぱっと見そこそこやれそうな矢沢や小山田も、特殊能力の組み合わせが悪いのかイマイチ安定しないことが多く、胸を張ってクリーンナップ級の打力と言えるのは芹澤位。その芹澤も正直贔屓チームの4番です、とお出しされたら「別に全然悪くはないけど、他に誰かいないの?」言いたくなりそうな能力です。
とにかくロングヒッターが少ないので、ミート力にかなり難があるハンターを5番に置かざるを得ない、という中々に苦しい陣容となっています。
控えで長打力のある選手としては紀藤・橘がいますが、ポジションがサードでハンターと被っている為同時に起用し辛いジレンマ。橘の場合は守備があんまりなので、そもそも守備に就かせたくないというのもありますが。
ならば自慢の機動力で引っ掻き回して…といきたい所ですが、出塁能力と走力を兼ね備えている打者が巻位しかおらず、「そもそも塁に出れなければ盗塁が出来ない」という野球の真理を痛感することになります。
守備
守備力Sの三塁手・ハンターと守備力A+守備職人持ちの二塁手・矢沢を擁する内野守備は非常に強固。遊撃手の米野も守備力こそC止まりながら走力Sのお陰で広い守備範囲を誇り、ファーストを主に守る巻・浦和もそれぞれ一塁手としては十分な守備力です。
外野守備も悪くないレベルですが、層の薄さがやや気になり、ライトこそ小山田が固定出来ていますがセンター・レフトが悩みどころ。
走力の高い選手は沢山いるのですが、更に肩力と守備力をある程度の水準で兼ね備えているとなると打力に不安のある長崎位しかおらず、消去法的に長崎がセンターに固定されている状態です。レフトは正一塁手の巻が外野も守れるので、調子や左右の相性等を見つつの流動的な運用になります。
守備面での最大の懸念点は芹澤が離脱中の捕手を誰に任せるか?という問題です。現状キャッチャーEの板野か芹澤以上のベテランである石井のどちらかになると思われますが、正直どちらも積極的に使いたい能力かと言えば…。
先発
チームの問題点、その二。
リリーフの活躍を目立たせる為にそもそもの能力を控えめに設定された上、藤森と永射以外は芹澤のキャッチャーBの影響を前提に能力を二重に調整されたという、制作者の都合で貧乏くじを引かされまくった人々。
せめてデバフを受けていない二人には何とか勝ち星を稼いで欲しい所ですが、エースの藤森はどちらかというとイニングイーター型の選手であり、負け運持ちなのもあって7勝8敗位の成績に終わりがち。永射は能力こそ優秀ですが、スタミナがC止まりなこともあってイニングはそこまで稼げず規定投球回にのるかどうかといった所で、絶対的なエース級の活躍を見込める選手はいません。
ゴメスとブリトーは正直普通にハズレ外人枠なので、一先ず外国人ガチャで代わりを探したい所さん。
余談ですが「正捕手のキャッチャー能力が前提になってしまった為に、正捕手が離脱すると投壊が起きる」という所がパワプロ2014の中日っぽい、というのがレイダースのベースチームとして中日をチョイスした理由だったりします。
リリーフ
レイダース最大の強みです。
威圧感持ちの守護神・ネルソン、総変12を誇る鉄腕サウスポー・赤木、チーム2位のスタミナと回復Aが光るイニングイーター(?)・敷島で構成される勝ちパターンは言うに及ばず、4球種持ちの滝や最速163キロの速球派・渡会等々全体的に非常に優秀です。
ただし、二軍の選手層はそこまで厚くない為、怪我人やスランプが続くと流石に厳しい状態になります。(普通と言えば普通のことですが)
後書き
以上、大まかにですが山陽レイダースの特徴等をまとめてみました。
記事内では散々な言いようではありますが、実際のところ実在の12球団に混ぜてオーペナを回す分には「だいたいCS争いには加わりつつも、優勝争いはちょっと厳しい」程度の戦力にまとまっています。
得意不得意がハッキリしておりクセが強めな構成なので自チームとして使っても面白いですし、数合わせ等で使ってもバランスを崩さない使い勝手が良いチームだと思うので、もし良ければダウンロードして遊んでみて下さい。
ここまで読んで頂きありがとうございました。