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僕がモダンサッカーを学び、それをnoteに記す意味。

 ある日、僕は「日々変化し、未だに進化し続けるサッカーの最先端を知って、世の中に発信しなければいけない」と思った。

モダンサッカーをしろうと思ったキッカケ。

 サッカーライターを夢見て、神奈川県内にある底辺高校から、大学へと進学。学業を行ないながら、大好きな川崎フロンターレを応援する資金稼ぎとしてバイトに没頭しているため、青春だったり有意義なキャンパスライフとは常に無縁の日々を過ごしている。
 そんな僕が、ある日「サッカーをもっと知らなければ」と思う出来事があった。大学で出会ったサッカーに詳しい友人に「偽SB」の説明をされたときだ。「偽SB」という言葉だけは知っていた。そこで、なんとなく友人に「どういう意味か知っている?」と尋ねたところ、その友人はプリントをひっくり返し、丁寧に図を交えて紹介してくれた。サイドバックが中に絞ってプレーをする。ビルドアップの際は、相手がカットしにくい斜めのパスを両WGへと供給し、守備時には5レーンで言うハーフスペースをケアできる。僕にとっては目から鱗だった。スポーツニュースだけを見ていたら気付かなかった世界に一気に引き込まれたのだ。

 そして、一番心を動かされたのは昨年行なわれたロシアワールドカップである。その日に20歳を迎えた僕が目にしたのは、後に「ロストフの悲劇」と言われるようになったベルギーとの一戦であった。とんだバースデープレゼントだったが、優勝候補相手に善戦した日本のサッカーに胸を打たれた。この試合は、日本中を熱狂の渦に巻き込んだはずだ。
 そして一つ思った。これを「ただの『ブーム』として終わらせてはいけない」ということだ。このままでは、一向に日本のサッカーは強くならないと考えた。

「目を揃える」べき人たちは?

 現在、名古屋グランパスの監督を務める風間八宏氏が、川崎フロンターレを指揮していた時代に「目を揃える」という言葉を使っていた。選手、コーチングスタッフ、メディア、サポーターが「目を揃える」ことによって、考えのズレを無くし、サッカーの認識を変えていく必要があるのだ。これが、日本のサッカーを強くするヒントだと僕は思っている。
 選手とコーチングスタッフは常にサッカーの考えをお互い共有しあっているため、自然と目を揃えることができるだろう。そこで、一番変わらなければいけないのは、メディアと僕らサポーターなのである。実際、サッカーの強豪国は、ファンの目も揃っていると感じる。イングランドでは、グアルディオラが考えだした、最先端の戦術に触れるドキュメンタリー番組が放送されたりしていた。これによりメディアとサポーターの目は揃えられるはずだ。
 それが、日本ではどこまで出来ているかという話しになると、なかなか出来ていないのが現状だ。サッカーというスポーツに文化が根強くないという現実でがあるため、淡泊な内容でメディアに露出されてしまう。
 そうなると、誰かが発信をしなければならない。世界で流行している最先端のサッカーを追いかけ、それを言語化し、誰かに届ける役割をだ。そう思ったときに「微力だけど自分ならできるのでは?」と考えた。

学び→言語化をしてnoteに書く

 友人から教えて貰ったことにより、戦術にはすごく興味があった。サッカーについて、もっと詳しく学びたいと思い、本を買って色々と読み始め知識を付けることから始めた。

(これまで読んで参考にしてきた本)

(フットボリスタも最先端のサッカーを知ることができる教科書の一つだ。)

 次に行なうのは、これらを読んだ内容を踏まえて試合を観ることだ。そうすると、自然と試合の流れが分かるようになってくる。マッチアップの構図を常に確認して、どういう現象が起こっているのかを理解する。そして、そのシーンを本で学んだ単語を用いたり、戦術用語に当てはめてメモをする。そうすることで、サッカーの見方が大きく変わってきた。何も僕はデタラメを書いているわけでは無い。こういう下積みをしながらnoteに記す内容を常に考えているのだ。そして、僕が「全てを理解している訳では無い」ことも理解して頂きたい。まだまだ、勉強している最中なのだ。

 (試合を観ながら記録するメモの内容。戸田和幸さんのやり方を参考。字が汚いのは許していただきたい。)

 そして最後に行なうことは、学んだことを言語化することだ。そうしないと人には届かない。

 (サッカーを言語化することについて以前書いた記事)

 Twitterの限られた文字数では説明しきれないサッカーの裏側を伝える。そう思ったときに注目したのがこのnoteだ。noteなら同じ記事を書いている人たちと繋がれる。既に、僕よりも先に「モダンサッカー」であったり「戦術解説」をしている先輩方がいた。その人たちの後を追う形で僕も手を付けてみることにした。
 実際書いてみると、自分が保有しているブログとはまた違った感覚を味わうことができる。SNSのような形状でフォローしている人の記事が次々と読めて、ハッシュタグの検索もできる。ここがブログにはできないことだ。更にフォローしてくれたり「いいね」を貰えることで、やる気が沸いてくる。
 そもそも、noteの「コンセプト」が素晴らしい。

 ここに書いてあるように、「出し続けることが大切」なのだ。実際、僕の文章はデタラメで趣旨がズレたりすることが多い。それでも、続けられるのはこの言葉に支えられているかだ。だから、まだまだ発展途上中である、戦術に関しての知識をnoteに記している。

「誰かが動く」ことで何かが起こる

 最後になるが、僕みたいな人間でもこうやってサッカーだったり、色々なことを伝えることができる時代なのだ。誰かが動くことで、世界は少しずつ変わっていく。僕はそう信じて、今も文章を紡いでいるのだ。
 もし、この記事を読んで「自分にも出来ることが有るかも」と思った人が居るならば、是非とも挑戦して欲しい。それが、サッカーのことで僕と同じような考えを持っているならば、ぜひとも一緒に記事製作をしてほしい。

 最後まで読んでくださり、ありがとうございます。この記事が少しでも「良いな」「面白いな」と思った方は、「スキ」や「拡散」&「シェア」をお願いします!

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