子どもは自立した。「はて、私は?」~大人の私の「自立」について考えてみた。
かつて私は、子育てコーチとして15年ほど仕事をしてきました。
自分自身も3人の子どもを育てながら、たくさんのママ達と向き合って、泣いたり笑ったりしながら彼女たちの変化と成長を見守ってきたのです。
子育てコーチ時代のテーマは、「子どもの幸せな自立」でした。
卒母間近になった今、そのことをふと思い出し、考えた。
今の私がもし、当時のようにセミナーやワークショップをするなら「テーマは何になるのだろう?」と。
浮かんだテーマは、「私の幸せな自立」だ。
「母」という役割に依存していました。
子どもに幸せに自立してもらいたいと懸命に生きてきたけれど、子どもの自立は、想像以上にあっという間に訪れることを実感しています。
振り返ると、彼らは加速度的に自分でできることを増やしていって、母の知らない自分の世界が広がっていって、末娘が高3の今や、母としての役割は、
美味しいご飯作って待ってるね♡
くらいになりました。笑
子育てコーチ時代、グループセッションの参加者で、いまだに仲の良いEちゃんが最近こんなことを言っていました。
子どもにご飯食べさせて、学校に送り出し、夕飯準備して、宿題みて、寝かしつけて。「母という私」がいないと成り立たない生活。
それって、分かりやすく、自分が誰かの役に立っていて、その状態に自分の存在意義を無意識に感じてきたのだと彼女は言います。
自分の時間がないとか、多少の不満はあったとしても、存在意義というのは大きなものだったと思うと。
「もういいよ!」となった時、はじめて、自分が「母」という役割にいわば依存していたということに気づいてハっとしたのだと。
「あれ?今まで何をしてきたんだろう?」
「私って、ひょっとして何もない?」
そんな気持ちになった時こそ、子どもの自立ではなくて、自分の自立と向き合う時なのではないかと思うのです。
では、いったい、「自立」とは何なのでしょう?
「自立」って、何なのよ?を考える
自立とは?を検索すると、こんな風に出て来ます。
私の考える自立とは、
【一人の人間として、幸せに生きていくための土台がしっかりしていること】です。
その土台には経済的な自立も必要だけれど、まずは、心の自立が欠かせないと考えます。
では、どんな状態が「心が自立している」と言えるのでしょう。
自分の存在意義を、自分以外のものに頼っていない
誰の役に立っていようがいまいが、「私って素晴らしい」と思える
何を言われようと、どんな扱いを受けようと、自分の存在価値が減ることはないと思える
肩書きや役割は自分の一部でしかないと知っている
感情的なダメージを受けても、自己を高める種として捉え、立ち上がることができる
といった状態ではないかと、今の私は考えています。
「自分はどうだろう?」と思った方は、「心の自立度チェック」を作ってみたので、チェックしてみてください。
□「母」の役割がなくなっても、人生を楽しめる自信がある
□役割や肩書きがなくなっても、自分の存在価値は変わらないと思える
□心底好きで楽しめることがある
□なんだかんだ言って、自分のことが好きだ
□良からぬことが起きても人のせいにせず、自分を責め過ぎず、前向きに対処できる
□誰かに幸せにしてもらおうではなくて、自分の幸せは自分でつくるものだと思う
□助けが必要な時に、「助けて欲しい」と言える
あんまりチェックがつかなかったよーという方、一緒に「心の自立度」上げていきましょう!
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