片付けられない人は、まず「分類」することからやってみよう!
先日、友人とお話していたら、ふと彼女がこう言いました。
「片付けってさ、どうやってるわけ?」
「え?どうって?」(何を聞かれてるのか分からない私)
「例えばさ、リビングに物がいーっぱいあるとするじゃない?それを一個一個、これ要りますか?要らないですか?ってやってくの?それとも、全部捨てるの?」
と。
「おおおおおお!!そこからか!!」と、目から鱗!!
そうか!片づけられない人は、どうやるのかがイメージできないのか!
それじゃあ、身動き取れなくて当たり前だ!!
と思ったわけです。
自分だって数年前まではそうだったのに、忘れてしまうのですね。
彼女のように思っている方がもしいたら、安心してください。
「そうやるのか!!」が分かったら、あなたにも片づけられます。
「場所別」ではなくて、「もの別」で考える
よく、「引き出し一段だけでも片づけてみましょう」みたいな話を聞きます。
やればスッキリするとは思うので、やってみる価値はあると思います。
が、おそらくその引き出しは、またすぐに元通りになると思うのです。そして、過去の私のように「やっぱり私は片づけられないんだ…」と落ち込む。を、繰り返してしまう。
なぜ元通りになってしまうのか?
それは、その引き出し一段には、「何を入れるのか?」が決まっていないからです。
要るものだけを残してその時は「スッキリしたー!」と思っても、また細々としたものが家に入ってくると、「ここでいっかー!」と放り込んでしまうのでまたごちゃごちゃになってしまうというわけです。
そう、片付けの基本のきは、「分類」なのです。
「分類」とは、ものをカテゴリーごとに分けることです。
分類には2つのステップがあります。
分類のステップ①
同じカテゴリーのものを家中から全て集める
例 食品なら食品を家中から集める
分類のステップ②
全て集めた中でさらに分類する
例 集めた食品を、調味料、乾物(海、山)、粉類、麺類、インスタント、飲料、etc., etc., に分類する
残すのか手放すのか、保留にするのかと「厳選」するのは、その後なのです。
まずは、「分類」してみよう!
冒頭の彼女のように、溢れたものの山の前でどうしたらいいのか分からない時は、まずは、「分類」してみて欲しいのです。
ひとつひとつ、要る要らないからやり始めるのではなくて、
これは「書類だな」
これは「健康関係だな」
これは「美容関係だな」
これは「掃除に使うものだな」
といった具合に、仲間仲間で集めてみましょう。
集めて、紙袋や段ボールでもいいので、同じ仲間だけを同じところに入れます。(この時点で、100均やニトリに走りたくなるかもしれませんが我慢です!容器は、ほとんど無駄になりますから。)
★しつこいですが、「厳選」するのは、「分類」してからです。
「分類」すると見えてくることがある。
同じカテゴリーのものを家中から集めてみる。
すると、そのカテゴリーのものの「総量」が見えてきます。
びっくりするほど、ラップやジップロックが出て来たり、
一生かけても食べきれない缶詰が出て来たり、
一生かけても使いきれない化粧品サンプルが出て来たり。
「とりあえずドラッグストアに行くたびに買っていたジップロック、
こんなにあったんだ…」 と愕然とするのです。
総量を把握していないから、いつも不安なのです。
ものの買い方、持ち方には、自分の心の状態が現れると自分自身の体験からも感じています。
不安な状態だと、あれもこれも必要な気がしませんか。
とりあえず買ってを繰り返し、ものが溢れて、何が自分にとって大切で必要なものなのか分からなくなってしまいます。
家に帰ると、物はたくさんあるのに安心できない。。。
もしあなたがそんな気持ちを体験しているのであれば、まずやってみて欲しいのは、捨てることよりも、「分類」することです。
「捨てなくちゃ、減らさなきゃ!」と思わなくていいので、
分類して、総量を把握してみましょう。
自分の選んできたものと対峙するのです。
そんな風に言うと、腰が重くなってしまうかな。
誰かと一緒にやると、楽しいですよ。
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「分類した後、どうするの?」と思った方は、私の自宅の片付けをマガジンにしてありますので、ご参考まで。