BITE POWER PUSH !!!! 【21年11月/その①】
このコーナーはBITE編集部オススメの公演に編集部独自のひと工夫をちょい足しして紹介しよう! という実験的な試みです。
基本的なルール(&企画意図)は↓コチラ↓を参照して下さい。
願わくば、皆さまの観劇ライフに新たな1ページが加わりますよう!!
▼ ▼ ▼
TOKYO PLAYERS COLLECTION『IN HER THIRTIES 2021』2021/11/17〜21◎サンモールスタジオ
▼詳細情報はチラシをクリック▼
「ある人物の10年間を10名の出演者で描く」という#企画性(P×4)で人気を博すシリーズ。今作は「30代の#女優10名(P×2)で、ひとりの30代女性の#10年(P×2)を描く“彼女”の物語」とのこと。30歳の私、31歳の私、32歳…と、年齢ごとに配役され、10年間の出来事を「当事の私」が振り返り、それに過去の私や未来の私がリアクションする、テレビ番組の「ひな壇トーク」のような構造になっている。#上野友之(P×2)の手掛ける#ドラマ(P×1)や#構成(P×1)にも注目だが、出演者の#実体験(P×3)を採用することも多いそうで、この時代ならではの#リアルなエピソードに触れられるかも。企画者の#榊菜津美(P×2)はシリーズ初演で「20歳の私」を演じており、その意味で#連続した企画・物語にもなっている。[園田]
▲ BITE編集部による期待値/合計 17 P ▲
日本のラジオ『カナリヤ』2021/11/18〜23◎こまばアゴラ劇場
▼詳細情報はチラシをクリック▼
シンプルなチラシ#デザイン(P×1)、#キャッチコピー(P×2)、そして、最小限の文字数に留められている(と思える)#あらすじ(P×3)、等々。情報を削ぎ落とした公演告知から、作品が持つ膨大なエネルギーが溢れ出し、観劇前から#想像力を掻き立てられる。「籠の鳥」を連想させる小鳥の表記はカナリアだが、今作の#タイトル(P×3)は『カナリヤ』。こういう“ねじれ”が、いかにもこの団体らしい。#人間の#表裏(P×2)を鋭く#洞察し、その両面にスポットを当てる#屋代秀樹(P×3)の#ドラマ(P×3)に期待したい。余談だが、2020年に公開された動画作品『ロマンランタン』が期間限定(11月17日まで)公開されているので、日本のラジオの作風を知りたい方に是非オススメします。[園田]
▲ BITE編集部による期待値/合計 17 P ▲
第27班『どうしよう 孤独だ 困ったな』2021/11/18〜23◎花まる学習会 王子小劇場
▼詳細情報はチラシをクリック▼
#コロナ禍(P×2)を長く過ごしている現代人として、この#タイトル(P×3)に心を掴まれる。だが、初演は2018年であり、今回は#再演にあたる。わずか3年で世の中は大きく変容した。#孤独(P×3)の質や意味も、変わったのかもしれないし、変わらないのかもしれない。いずれにせよ孤独なのか……、と思う。公演ホームページには#「過去最高作とも言われた」(P×2)との記載があり、この文言にも期待してしまう。#構成力(P×1)に長けた、#骨太の#群像劇(P×4)を得意する#深谷晃成(P×2)は、期待の若手脚本家として注目される存在。筆者(園田)が以前観劇した作品も#現代社会の孤独を描いており、その点も興味深い。[園田]
▲ BITE編集部による期待値/合計 17 P ▲
▲ ▲ ▲
編集長の園田は、このコーナーを試験的に捉えています。より良い【編集部オススメの公演情報コーナー】にするべく、今後の改良なども視野に入れておりますので、宜しければお付き合いください。
[文]園田喬し