【第7話】投資対象(資産)としてのビットコイン
(▼前回▼)
【第6話】みんなで分散して通帳を管理する〜「分散型台帳」という考え方〜
(続き↓)
とはいえまだ「通貨」というより「儲かりそうだから」
これまで話の流れでは、
ビットコインは、
現金の代わりとなる
「通貨」として
今すぐ使えそうな感じだが、
とはいえまだ
普通の通貨として
使うというより、
という感覚で
みんな買っている感じだ。
みんなが
そう期待して
買っているからこそ、
ビットコインの価格が
ここまで
上がってきたと言える。
近年では「暗号資産」とも呼ばれる
「株」や
「不動産」に
例えると
📈「この会社は将来伸びそうだから今のうちに株を買っておこう」
とか
📈「この土地やマンション(不動産)は将来値上がりしそうだから今のうちに押さえておこう」
とか
🛎️「自国の通貨が暴落したときのために金(ゴールド)を買っておこう」
などというようなイメージだ。
このように、
頻繁に売買を
繰り返すような
ものではなく、
ビットコインの
将来性を信じて、
「資産的」な意味合いで
買っておいて、
すぐに売ることはせずに、
「そのままもっておく人」が
増えてきていることから、
近年では
「暗号資産」
という呼び方もされている。
このような、
すぐに売ったりせずに、
長期に渡って
ガチ(本気で)で
ホールド(保有する)
することを、
略して「ガチホ」と呼んだりする。
この「ガチホ」
というワードも、
投資系や
仮想通貨系界隈で
よく耳にする言葉
なので覚えておこう。
それに
国の立場からしても、
「通貨の発行・管理」
という絶大な権益が、
自分たちのコントロール
下におけない
ビットコインのような
暗号通貨によって
弱まっては困るはずなので、
「資産」という名前を
強調して、
「通貨感」を減らしたい
とも考えるはずだ。
もちろんギャンブル的要素もある
また、
ある「会社(株)」や
「不動産」の価値が
急激に上がって、
1〜2年で2〜3倍以上
になるなんてことは、
現実的にそうそう
難しいと思うが、
仮想通貨の場合は、
まだまだ価格の変動幅
(ボラティリティという)が大きい
(もちろんマイナス方面にも)
ので、
短期間での
高パフォーマンスな投資、
というか「投機的」な
意味合いで買って、
毎日価格を眺めて
分析して売り買いを
繰り返している人も
もちろんいる。
ビットコインの特徴を再度おさらい
ここまで
ビットコインのイメージについて
述べてきた
ビットコインが、
「暗号資産」とも
呼ばれるようになった
意味合いがイメージできただろうか。
ここで再度、復習として、
一番初めの記事
「ビットコイン(仮想通貨、暗号通貨)とは?ざっくりいうと何・・・?イメージをつかみたい人へ」
で挙げた、
「まずはビットコインの特徴6選」
について振り返る。
ビットコインとは・・・
紙幣のように実体のないバーチャルなお金(仮想の通貨)である
雑にいうとただの電子データ(デジタルな通貨)
「ドル=アメリカ、円=日本」のように特定の国に属さない(国際通貨)
(「ビットコイン=全世界」)
特定の国や大企業が一元管理するのではなく、世界中のみんなで運用(分散型)
暗号を解く「鍵(パスワードのようなもの)」がないと送金できない、かつ偽造できない(暗号通貨)
価値が上がる(値上がりする)可能性がある投資対象になる(暗号資産)
ここまで順番に
読んだあなたは、
「ビットコインの概念」
について、
なんとなく
人に説明できる
くらいにはなったのでは
ないだろうか。
とはいうものの、
これらのような
ビットコインを支える技術は
まだまだ発展途上だ。
この先、
ビットコイン自体が
どうなるかは
誰にも分からないが、
過去の人類の歴史を
振り返ると、
テクノロジーというのは
必ず進化する。
決して後戻りすることはない。
ビットコイン決済が
可能なお店は
すでに存在するが、
まだ通常の会計的な
通貨としてバンバン
利用するというより、
「お買い得な今のうちに買ってそのまま持っておく」
というノリだ。
ビットコインが、
国もさすがに黙っては
いられないレベルまで
価格が上昇して成長したのは、
みんながテクノロジーの
進化を信じて、
とみんなが
期待しているからに他ならない。
プログラムにより
発行量が限られていて
(→供給少)、
みんなが欲しくなる
(→需要大)
状態になれば、当然、
📈高値で売買されるので
値上がりしていく。
実際に、
2021年には、
南米の
🇸🇻「エルサルバドル」
という国では、なんと
「ビットコイン」が
「法定通貨」として
認定された。
ただ、
調べてみると、
どうやらまだ
完全普及とは
程遠いようだが、
国家単位で
このような大胆な
決断をする国が
実際に出てきている
のは事実だ。
テクノロジーが
さらに進化して、
もしかしたら
✅毎月の給料を
ビットコインで受け取ったり、
✅普段の買い物で
ビットコインを
「通貨」として利用
しているシーンが
当たり前になっている日が
来るかもしれない。
私たち一般人としては、
許容範囲内で
「近づきすぎず遠すぎず、でも乗り遅れないように」
という感じで、
テクノロジーの進化を
楽しみたいところだ。
ここまで読み終えたら
ひとまずこれで
「まずはイメージをつかむ」編は
終了だ!
次回は、
「仮想通貨取引所について知る」
パートへ進む。
それではさっそく、
「【第8話】ビットコイン(仮想通貨、暗号資産)はどこで買える?」
について詳しく見ていこう!
参考文献・おすすめの書籍について
ここで、
参考文献・おすすめの本
について紹介しよう
この本は、
「コインチェック」という
日本の大手暗号通貨取引所の
執行役員の方が書かれた
「ビットコイン入門書」である
私たち一般人にもわかるよう、
技術の細かい話というよりは
「大枠の概念」について、
かなり砕けた表現で
説明してくれている
書店やアマゾンを見ると、
暗号資産関連の本が
大量に出てくるが
「まずはこの一冊から」
という方におすすめな本だ
私もこの一冊から読み始めた
アマゾンの”聴く読書”、「Audible」
また、
Amazonの”聴く読書”
「Audible」という
サービスもある
月額1,500円で
12万冊ほどが聴き放題だ
これがなんと
「初月無料体験できる」
という大盤振る舞い
(さすが天下のAmazon、、)
先ほど紹介した
も「Audible」対象なので、
なんとこの本が
”初月無料”で
耳からインプットできる
▶︎無料で聴く
私は、
「朝早起きして書籍を読みたいが、スマホ画面を集中して見るにはまだ眠い」
という
まだ布団から出られない時に
布団の中で聴いている(笑)
また、
通勤時の移動中に
スマホ画面が
見られない時や、
料理中のような
手と目が離せない時間も、
”耳は”空いている
そして夜寝る前は、
スマホのブルーライトを
控えたいので、
最近は電子書籍よりも
このオーディオブックを
大いに活用している
今まで無駄に
消費していたスキマ時間が
有効活用できている
実感もあり
個人的にはかなり満足だ
もちろん朗読速度の調整も可能だ
私はいつも1.5倍速〜2倍速で聴いている
まだ未登録の方は、
「初月無料」なので
試してみるといいだろう
解約はいつでも可能だ
(▼続き▼)