日本と海外・文化の違い〜国際結婚の難しさ

国際結婚の難しさ。
これは結婚した人にしかわからない細か〜い悩みがたくさんあると思う。
国際結婚とは、夫婦のどちらかがどちらかの母国に住む、もしくは全然全く違う国に住む！の2択かと思うけど、うちは前者。日本在住。
となると、日本語を夫があまり話さないために日本人の私は、自動的にすべての行政関係の手続き、会社の経営、息子の学校や学童の状況把握、家事全般（これはあまり言語や国は関係ないけど笑）といったことをすべてやっている。
結婚7年目、付き合って何年目かもうすでに覚えてないけれど、やっぱりいつまで経っても、何年経っても喧嘩が絶えない。
ある程度、夫のできること、私のできることがあって、得意不得意があるのは理解しているんだけど、とにかく私は、やることが多すぎる、と思っている。
結婚してから何度も、同じようなことで喧嘩を繰り返してきたけれど
もう今となってはほぼ、諦めた状態。
「私がやってれば、喧嘩もなくなるし、とりあえず黙ってやることやろう…。」っていう菩薩の境地みたいな状況に、とりあえずは、なっている。

いや、なって、いた。

今朝、夫の永住権ビザが下りそう！という朗報が行政書士の先生からあり、追加書類を依頼された。
ところで、この先生には以前も数年前に永住権のビザの申請をお願いをしていたのだけれども、まずは私が色々な書類を役所や税務署から取り寄せ、できることは全てやって、残すは夫の国と大使館からの書類待ちだったのが、そこからなぜか書類の取り寄せを”忙しい”と言う理由でストップしてしまい、私が取得してきた各種証明書の有効期限が切れたため、もう私が永住権の申請の手伝いはしないと決めて、から数年が経ち…。
昨年、先生がまた０からすべての書類を取って、今回２度目の正直で、申請にこぎつけた、と言う経緯がある。

先生「令和元年分の住民税の支払い証明書のコピーを送ってください！」

令和元年か…。そんな昔の支払い証明書（領収書）なんか持っているんだろうか…。ということで聞いてみた。

私「昔払った住民税のレシート持ってる？ちょっと探して。」
夫「これが持っているレシートの全部だよ（過去の税金の領収書どっさ〜）」
私「オッケー、ああ、なんかちょろっと、ありそうだね。じゃあとりあえずあるものだけ先生に送っとくね。」
夫「なんで今更そんな領収書送らないといけないの？また追加で支払いしろとか、催促されるの？」
私「いやそういうことじゃなくて、令和元年に住民税を支払ったっていう証明書をビザ申請書類として追加で欲しいって入管に言われてるから、送らないといけないんだって。」
夫「そんなの、役所が自分たちで記録残ってんじゃないの？なんで今更そんな証明書よこせって言ってるの？」
私「いや、知らないけど、入管から言われてるから、入管が欲しいんだって。」
夫「俺は絶対に追加で税金の催促が来ても払わないから。絶対粗探しでしょ？そうやって領収書がなかったら追加でまた請求されるんでしょ。日本の行政機関はいつもそうだ、そうやって無駄なことばかりさせて嫌がらせだ！」

ここで思い出した。
その頃、いや、その前もずっと以前から、何度も何度も税務署から催促がきて、私のところにも電話がきて、それでも支払わず、渋って渋って結局追徴課税されながらイヤイヤ払ってたんだった…。

その当時も大喧嘩で、
税金は払って当然と思っている私と、なんでこんなに高額な税金を払わないといけないんだとキレている夫で、ずっと払う払わないの押し問答が続いていた。

私「払わないと、ずっと追いかけられるよ、どんどん追徴課税金が上乗せされて損するよ、自分の銀行口座も止められちゃうかもしれないんだからさっさと払いなよ！絶対逃げられないんだからどうするつもり？逃げるの？なんなの？日本に住みたいなら日本のシステムに従いなよ、子供も家族も居るんだから！」
その時、私は何度も夫にそんなことを言いながら、なんなんだろうこいつ…。どうせ払うんだから、とっとと払えよ！と思っていた。

おそらくあの当時の時点で夫は、イヤイヤ支払ってはいたのだと思う。
（もう赤とか黄色のカラフルな封筒が届いていたのは大喧嘩依頼見ていないからそう信じている。）
ただ、なぜそんな当たり前のことを散々無視し、支払わず、他人に何度も連絡をさせ、催促され、私にもキレられ、追徴課税まで払って先延ばしにしたいのか全く理解ができず、私は何度も
「いっそのこと、こんな奴とは離婚したい…。」とさえ思った。

そして今日。

私「また、金払いたくない金払いたくないって、うるさいんだけど！払ってるって自信あるなら何をビビってんの？てか払いたくないとか言って、払ってないなら払うの当然だし、払いたくないってどうしたいの？日本の法律と、税務署と戦う気？バカじゃないの？じゃあもう永住権いらないって先生に連絡すれば？」

と言い放ち、（全く後悔はしていません）
その後、夫は怒って出ていってしまった。

常日頃から、日本のルールや日本のシステムにやたらと愚痴をこぼし、文句を言う夫。

そんなに日本に不満があるなら、母国で暮らせよ！
母国で暮らす気はないくせに、日本の愚痴はやたら言うんだよなぁ。。。。

ああ、本当に面倒臭い。
どうして当たり前のことができないのか。
文化の違いなのか、人間性の問題なのか。。。
私の言い方が悪いのか。
なんでやることをしっかりやってくれないのか。

日本人同士でも難しいのに、違う国の人と生活を共にするって
本当に、本当に難しい。
難しいだけで解決できるならまだしも、延々に一生、続いていく問題でもある。