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樹齢1000年、巨大杉の森
最上川の流れを見ながらのんびりと松尾芭蕉を思い描く。そんなゆったりした時間が流れる最上川にほどちかい森で、幻想的な光景に会ったのです。その名も「幻想の森」。
場所は、最上地方の真ん中あたりに位置する山形県最上郡戸沢村で、かつては最上地方から日本海に注ぐ水運の拠点だったところ。こ最上峡一帯に分布する天然杉は、タコ足状に幹が分かれた多幹型の老杉が多い。太平洋側の表杉に対して裏杉と呼ばれる、神代杉、山ノ内杉という土湯杉の森で、よく見かけるまっすぐに伸びる杉の種類ではなく、幹や枝が曲がった異様な杉の巨木群です。
表杉の代表は屋久杉が有名ですが、この天然杉林も秋田杉などと並び、最大規模といわれているとか。
樹齢は1000年を超えるものもあり、太いものは幹周り15mもある巨樹が様々な形で趣ある森を作っているのです。幹が根元または中腹で複数に分かれたり、U字になったりしている光景は、まさにおとぎ話に出てくる森のよう。
思わず写真を撮りたくなる、そんな森です。わかりにくいとは思いますが、是非行ってみてください、寒くなる前に・・・。
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