ポン!と咲く?はすの花
大きくて丸い緑の葉が印象的なはす。6月から8月上旬には、大きくて美しいピンク色の花を咲かせます。
はすとは蜂巣の略で、花が落ちた後に花托、つまり花の中央の黄色部分が残り、穴に実が詰まっている様子がまるで蜂の巣のようだからとか。花は朝早く開いて昼頃に閉じ、この開閉を3~4日繰り返します。花が咲くときに、「ポン!」と音がするという話がありますが、それは、まだ聞いた人がいないようです。ふわっと見る間に咲いていく様子が、音が出るように感じるのではないか、ともいわれています。
仏教では、はすは神聖な花で、泥の中から清らかで美しい花を咲かせる姿から、知性や慈悲の象徴であるとされ、極楽浄土に咲いている花とされています。そこで如来像や菩薩像など仏像は、一般的に蓮の花の台座(蓮華座)に座っています。
そんなこともあるのでしょうか。池やお寺の庭で、はすの花を見つけると神秘的な美しさに感動します。
いいなと思ったら応援しよう!
サポートは投げ銭よりもスキの方が嬉しいです