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四万十のスジアオノリ
四万十川のスジアオノリは焼きそばやお好み焼きなどにふる、あの青のりのの天然物。しかしこの数年は、温暖化や河口の地形を変えることなどの様々な環境の変化などでどんどん減少しているというのです。
スジアオノリは、河口から少し遡ったところ、海水と淡水が混じる汽水域で太陽の光が良く届く透明度の高い川底に生息し、長さ50センチ以上にもなる筋状の藻。環境に影響されやすく、安定した生産は難しいのです。特に芳醇な香りや食感が特徴の四万十川の天然物は高級品です。しかし30年前に年間30~50トンあった水揚げ量は次第に減少し、最近は1トンに満たない年もあるそうです。
収穫は12月下旬〜3月上旬、河口から6キロほど上流の川底から手で藻を手で採取し、水洗いして縄にかけ、寒風に晒して天日干しします。
軽く炙って細かくして、ご飯や焼きそば、味噌汁などにかけるのが、一般的ですが、このスジアオノリはそのまま天ぷらや唐揚げにすると格別においしいのです。今では希少になってしまったアオスジノリ、もしも手に入ったら是非天ぷらで食べてみてください。磯の香りがプ〜ンとしてなんとも言えません。
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