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コミュニケーションのコツ:できていることを目を向けよう

会社内のコミュニケーションを活発にしよう
部下ともっとコミュニケーションを取ろう
という思いを持っている方は多いのではないかと思います。

しかし、実際にやってみようとすると
何を話せばいいか分からなかったり
ついつい「あれができていない」という
話になってしまい、
コミュニケーションのつもりが小言になってしまったり
してしまうのではないでしょうか。

そうなってはいないとしても
単なる雑談だけでお互いの距離は縮まったけど、
会社や組織を良くするために
コミュニケーションを活発にしたのに
ほんとに会社や組織はよくなったんだっけ?
となってしまう会社も多いのではないでしょうか

そうなってしまう原因は
「できていること」に目が向いていないからです。
「できていないこと」は普段気が付きやすいので
自然と目が向きますが
「できていること」は当たり前すぎて見逃してしまうことが多いです。

「できていること」を見逃してしまっているということは
客観的事実のうち一部がすっぽり抜けてしまい
残った一部だけで普段の仕事を進めていく
ということなので

普段の議論やコミュニケーションも
偏ってしまったり実のないものになってしまったり
となり、効果は生まれません。

「できていること」に目を向けるということは
ポジティブになろう、ということではなく
客観的事実を抜け漏れなく理解しよう
ということです。

「できていること」に目を向け
客観的事実を抜け漏れなく理解した上で
議論やコミュニケーションを行うと

自分たちは強みは何なのか、弱みは何なのか
その上で向かうべきところは何か
そのために今どうすればいいのか、を

会社レベルでも部門レベルでも個人レベルでも
考え、議論し、取り組むことができるようになります。

普段見逃しがちな「できていること」
に目を向けて
会社でのコミュニケーションや仕事自体を
改善して行きましょう

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