社内報にはどんなコンテンツを載せたらいいの?弊社のネタ帳を公開します
ビットエーでは毎月、フルカラーで8ページの社内報を発行しています。たった8ページと思うかもしれませんが、毎月しっかり内容を埋めようと思うと難しいものです。
そこで今回は、これから社内報を作ろうと思っている会社、作っているけど毎月のネタに困っている会社の担当者さんに向けた話をしたいと覆います。
ビットエーの社内報では毎月決まったコンテンツ(連載)と、その月や時期に合わせた企画コンテンツ(特集)で構成しています。
連載コンテンツは、
・社長コラム
・新入社員紹介
の2つです。
社長コラムはかなり人気で、みんな社長の考えを知りたいみたいです。ベンチャー企業だと社長と社員の距離は近めですが、それでもやはり思考までは読み取れませんから、このコラムで語られることに興味津々なのです。
特にビットエーの場合、本社以外でお客様先へ常駐している社員も多くいますので、この社長コラムが社長との会話的な存在を果たしていると言っても過言ではないと思います。普段、あまり接することのない社長のビジョン、会社、そして社員に対する思いをここから得る。本当に貴重なコラムです。(※社長へのヨイショではなく、本当)
社長としては毎月このコラムを書くのが本当に大変みたいですが、そこは人気作家、行列のできる店の主人になったつもりで、これからも馬車馬のように書きまくってもらいます。毎月、締切が近くなると編集長から何度もリマインドが飛んでいます。
新入社員紹介は、社員だけでなく業務委託やインターンの人も含めて紹介しています。現状は、入社時に送ってもらっている自己紹介メールの簡易まとめ版となっており、もっとブラッシュアップできると思っています。
例えば、写真を複数枚アップしたり、社内報ならでは(会社に関すること)の質問を用意したり、もっと深く知り合えるような工夫をしたいところです。
次に企画コンテンツですが、
・社内イベントの紹介
・社員インタビュー
・社員観測(アンケート調査)
などを掲載しています。
社内イベントの紹介は、キックオフ(全社集会)などの真面目なものから、春のお花見や夏のバーベキュー、そして秋のハロウィンイベント、冬に実施する大忘年会などのお楽しみ系の模様をレポートしています。
写真をメインにすることで華やかになるのはもちろんですが、長文を考える必要がないので、ページを埋める意味ではありがたい企画になります。
参加した人は振り返りの楽しさ(希望者には写真も提供)がありますし、参加できなかった人は次回こそ…と思ってもらえるように特集しています。
社員インタビューは、1人もしくは2人にスポットを当てて、人となりを掘り下げて紹介しています。ビットエーに入社する前のこと、してからのこと、これまでの取り組みと成果、そして今後の展望などをメインに。
内容が社外秘なので、思い切って突っ込んだ質問をしたいし、できるところだと思っています。嘘を載せることはありませんが、いかにドラマチックにし、その人の魅力を伝えられるかが毎回の勝負です。Webとは違ってスペースに限りがあるので、取捨選択もポイントになります。
最近ではグッドデザイン賞を受賞したデザイナーにインタビューを実施しました。
インタビュー企画は取材力、文章力、編集力が求められますが、読み物としてしっかり作成することで強力なコンテンツとなります。
そして、社員観測(アンケート調査)ですが、これも人気のコンテンツとなっています。毎回これを実施するのは難しいですが、定期的に行うことで社員の「いま」がわかると好評です。
例えば、SNSの利用頻度、VODサービスや音楽系サブスクリプションの利用率と人気ランキングや、旅行の頻度や人気観光地、好きな漫画などなど、一緒に働く仲間の興味関心を共有するようにしています。
アンケートはGoogleフォームなどを利用して集めることで、集計やグラフ化も簡単にできます。社員のみんなには答えてもらう手間をかけることになりますが、それを上回る楽しさがあるようです。
ここ数号は社員観測をお休みしていたのですが、先日とった読者アンケートで「復活してください」の声が多く、復活待ったなしの状況です。
今後やってみたい企画
また、今後やってみたい企画として、「似顔絵コーナー」があります。社員のお子さんにお願いし、親の似顔絵を書いてもらうのです。よくショッピングモールなどで見かけますよね?
あれを社内報で実施。そして書いたくれた子どもには何かご褒美をあげる。自分の子どもが書いた似顔絵が載った社内報。絶対に持ち帰って家族に見せますよね。そして会社と家族がつながっていく…。理想的な流れです。
以上がビットエーの社内報におけるネタ帳となります。参考になれば幸いです。また、御社のネタ帳もぜひ共有してもらえると嬉しいです。
それではまた。CC室のゆうせいでした。
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