見出し画像

ベンチャー企業が8ページの社内報を毎月3万円かけて印刷屋にお願いしている理由

ビットエーでは毎月社内報を発行しています。Web版ではなく、8ページにわたる冊子です。大きな会社でも隔月とか四半期ごとの発行が多い中、たった2人の担当者で「ひーひー」言いながらも毎月がんばって発行しています。

そこで今回は、社内報の発行にはどのくらいのコストがかかるのかをお話したいと思います。

結論から言ってしまうと、

・8ページ
・フルカラー
・150部印刷

で、約30,000円です。

1部あたり200円。一昔前の少年ジャンプと同じ価格です。そう考えると高く感じてしまうかもしれません。

ぶっちゃけ、A3プリンターで両面印刷して折りたためば、もっと安くできてしまいます。(折りたたむ時間は別途必要ですが…)

しかしやはり印刷屋さんに頼むと紙質も仕上がりも違う、段違いです。「読まれるもの」と言うとアレですが、「読みたいと思えるもの」になって届きます。

ちょっと比較してみましょう。(社内報の内容は社外秘のため、ヨリの画像となりますがご了承ください)

会社のプリンターで、コピー用紙に両面印刷したのがこちら。(一部拡大)
↓↓↓

印刷の解像度も低く、裏面がうっすら透けています…。

そして、印刷屋さんにコート紙でお願いし、中綴じ加工してもらったのがこちら(一部拡大)
↓↓↓

ぜんせん違う。解像度も高いし、裏面が透けることもない。

1冊200円の価値がここにある。

「読んでみようかな」と思わせるためのコストとして考えると、安いと思っています。

社内のことに興味がないとは思いませんが、世の中の数あるエンタメと戦えるものかと言われると、そうではありません。社内のことしか書いていない冊子に、ほんの少しでも興味をもってもらうためには「ナリ(見た目)」が肝心です。お昼休憩の最後の5分間を、スマホゲームやYouTube取られてしまいますから。

内容を面白くするのはもちろんですが、それがただのコピー用紙に印刷されたものでなく、「冊子」としての体裁を保ったモノであることは、ものすごく重要なのです。

モノクロ印刷にする? カラー印刷にする? それとも自分たちで…?

コストを考えるといろんな選択肢があると思いますが、ビットエーの考えが参考になれば幸いです。

それではまた。CC室のゆうせいでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?