日記（2021年1月-2）

2021年4月25日 23:59

日記タイムです。最近１週間が３日くらいで経たん？　すぐ前にひよこちゃん日記を書いた気がする。でもひよこちゃん日記を書いてたからまだ１月の日記が終わってない。ほんとうは先々週に１月の日記を終わらせて先週２月の日記を書いてきょうは３月の日記を書くはずだったんだよ。
１月の日記の途中までをちょっと細かく書きすぎたなともおもう。３００年後に思い出したくて読み返したとき、それが１月の７日のできごとか２３日のできごとかってあんまり関係なくない？　だからもうちょっと大雑把に行きます。
１月の残りで大きかったのは、fire TV stickという、テレビでアマプラとかネトフリとかを見れるようになるやつを買って、それが大活躍し始めたこと。とりあえずprime musicで歌詞を見ながら曲をきくのが流行っています。「いま流行っている曲を流して」てアレクサに言ってアレクサが流し始めた知らん曲のひとつが緑黄色社会の「Mela!」で、これが舞城王太郎の『淵の王』の３つ目の話のイメソンじゃん……と双子のあいだで話題になりました。「ここはゴドーだね」「ここはのりちゃん……でも主体でもいけるな」「ここはぜったい虹色さん！」とか言い合いながら流れていく歌詞を追いました。物語としてもあってるし、歌詞のなかに「暁」という文字が入っていて「西暁じゃん〜(？)」てね。西暁というのは舞城さんの小説によく出てくる架空の土地です。
アレクサに「2000年代のヒット曲を流して」て言って流してくれた曲をなつかしんだりとかもしています。でも全然知らん曲もある。
それとiPhoneが壊れたのはショックだった。突然圏外になって、たまたま電波の調子が悪いのか？ともおもたけど、二度と戻って来ませんでした。iPhone本体の、リコール対象になっている不具合で、期限内に発覚して公式ショップに持って行くと無償で新品と交換してくれる。ていう調べがついたのだけど、期限を２週間くらい過ぎてしまっていた。なんか交渉できないもんかねとシゴトの昼休みにアップルストアに行ったけどダメでした。そのまま新しいiPhoneに機種変しました。本体の不具合がなければふつうにもうちょっと長く使ってただろうし、こっちに落ち度はないのだからちょっと安くしたりしてほしいよ〜とおもったけどそういうの言い出せない性格だった……。２週間不具合が出るのが遅かったせいで無償交換できなかった〜てしばらく悔しがっていたけど、よく考えたら交換は無理な性格でもありますね。なんかさみしくなっちゃうから、使わなくなったケータイとかずっと持っていたいタイプです。だからちょうどよかった。もうsimカード抜いたからずっと圏外にしかならないけど、iPhoneのたましいみたいなものがずっと圏外を歩いているかんじがして、これはこれでよかったよかった。とじぶんを納得させています。あたらしいiPhoneはポケモンGOの機能が増えて、それは単純にうれしいです。
あと釘崎野薔薇さんに贈るバレンタインチョコをデパ地下で買ったのも１月だったとおもう。毎年百貨店のバレンタイン催事を、ちょっとお高いチョコを買って友だちと交換するのを楽しみにしていたのだけど、今年は行けなかったな。野薔薇さん宛のチョコも催事場ではなくて、ふつうのケーキ売り場で買った。むかし友だちに贈って、同じ年に姉からもらったので笑ってしまった口紅型のチョコだ。2021年の限定色にした。そのときの最新刊14巻でその後の展開が不穏だったので、「作中は2018年やけどもすくなくとも野薔薇ちゃんが2021年まで元気にしていますように」という気持ちを込めました。えへへ……。
作中での釘崎野薔薇というキャラクターの描きかたには思うところ（あんまりよくない思うところ）もあって、それは西宮先輩との戦闘での会話なのだけど、その場面を初めて見たのは実はツイッターのアンチフェミのひとによる「ほんとうの男女平等っていうのはこういうことなのに世の中のフェミは女性は不遇だと言ってばっかり」みたいな無断転載だった。差別の構造のなかにいて差別を認識し内面化してもいる先輩と、差別の構造に気づいていないような野薔薇ちゃんの会話は、でも「「わかる」」んだよね。そういうことってマジである！！！！ちからをあわせて構造をぶっ壊そうよね！て抱きしめたいかんじだ。実際作中でも野薔薇ちゃんは先輩に勝つわけではなくて、だからまあいいんだけど、やっぱりその、アンチフェミのひととか差別の構造の問題を「自己責任」にすり替えたいひとにとって都合よく読まれうる表現なんだよな……。作品そのものっていうか、この社会がマジで憎いよね、いや、そこに漬け込まれるような隙を持つのもあれだけど……というかんじで思うところがあるってわけです。渋谷がすぐに来るからしかたないっておもいつつ、野薔薇ちゃんと西宮先輩や真依先輩が共闘しつつ「ほんとうの敵（抑圧の構造）」をぶっ壊すようなのも見たかった……。と言いつつ、でも野薔薇ちゃんのことはマジとっても好き。野薔薇ちゃんは男だとか女だとか関係なく好きに着飾るしつよくなるっておもってるだろうけどさ、わたしは野薔薇ちゃんが女の子のキャラクターで野薔薇ちゃんでうれしいよ。
あと３０歳が１６歳にチョコを贈るのまずいでしょみたいになるので、女子中学生の架空のあきこちゃんが贈っているんだ……という設定を考えたりもしていた。でもまじでジャンプ読んでた中学生の時に釘崎野薔薇みたいな女性キャラクターがいたらさ、うれしかったとおもうのよね。わからんけどさ。