アジア放浪記14~18日目 コタキナバル マレーシア
シンガポールを離れ、マレーシアはコタキナバルへ。
シンガポールから直接首都クアラルンプールへ向かおうかと思っていたんですが、都会から都会へ行くというのも、何となく物足りないように感じたので、コタキナバルを経由することにしました。
コタキナバルは、自然豊かな場所です。ボルネオ島という世界で3番目に大きな島にあります。ボルネオ島はインドネシアとブルネイ、マレーシアの3つの国にそれぞれ領土がある島。
島の多くがジャングルになっていて、ここでしか見られない動植物がたくさんいるんです。
コタキナバルは、そんなボルネオ島随一の都会でありながら美しい海も特長の一つで、リゾート地としても有名。
直前に訪問を決めたので、ホテル以外に特に予約や行き先は決めていませんでした。
その為、まずは、簡単に行けるアイランドホッピングへ。
自分の足で港へ向かい、2つの島を巡る船に乗船しました。
マヌカン島とマムトゥック島。
乗船カウンターにたくさんの旅行社が軒を連ねており、どこも料金は変わらないので明るく呼びこんでくれたツアー会社で申し込みました。
韓国人向けの会社っぽかったです。
45リンギで、大体1500円くらい。「チップおくれよ〜」みたいなこともまた明るく言われたので、50リンギでお釣り無しでいいよと答えました。
フィリピンで買った水中ゴーグルを持参していたので、特にダイビングやその他レンタルもせず、ビーチで潜ったりブラブラ歩いたりして過ごしました。
人懐っこいクマノミやカラフルな魚たち、エイなんかを眺められます。
シュノーケリングはフィリピンのMoalboal以来だったんですが、正直少し物足りない部分はありました。透明度とかお魚の多さに関しては。Moalboalがどれだけすごいスポットだったのかがわかりましたね。
どちらかというと、のんびり過ごす為のビーチなのかなと思います。別途支払えば、ジェットスキーとかパラセーリング、バナナボートなんかもできますが。
翌日は、ツアーでリバークルーズへ。
マングローブの茂る河をボートでクルーズして、野生のテングザルに会えるツアーです。
昼過ぎにピックアップ、船着き場に着いたら軽食。コーヒーとバナナの天ぷら。これが美味かった。
その後船に乗って、サルに会いに。
テングザルの他にもう1種類のサルが生息しており、彼らはボートまでバナナをもらいにやってくるほど人に慣れており、可愛かったです。
テングザルの方はシャイなので見られないこともあるそうですが、今回はたくさん見つけられました。
その後、夕食をとってからスカイミラーと呼ばれるビーチで夕焼けを。
言葉にできないほどの美しさでした。
夕日が沈んだ後は、同じ道を辿って河を登り、たくさんの野生のホタルを鑑賞。
自然の美しさを存分に体感できました。
世界遺産のキナバル公園にも行きたかったんですが、こちらはしっかり事前の予約が必要だったので今回は断念。
翌日は市立モスクや映画館へ。
モスクは300円くらいの入場料を払うと、それっぽい服装に着替えさせられ、中を見学することができました。
ちょうど、結婚式の最中だと館内の人が教えてくれました。写真撮ってもいいよとのこと。
着替えていても、一番奥のお祈りスポットには入れなかったです。インドネシアと同じですね。
映画館はフィリピン、インドネシア同様、これまた安い。たったの13リンギ。日本円で430円ほど。爆安。18時までの鑑賞はハッピーアワーってことでさらに安くなる仕組みでした。ちなみにノーマルプライスでもたったの14リンギ。
シートも映画館設備も至って普通。ゴージャスでラグジュアリーということはありませんが、コスパは抜群ですね。
今回は『ビートルジュースビートルジュース』を観たのですが、マレー語と中国語の字幕がありました。
最後に、海鮮がとにかく美味い。
ソフトシェルクラブという、殻まで丸ごと食べられるカニを生まれて初めて食べました。
あまりの美味さに感動して、滞在中2回も食べてしまいました。
でも、日本の高級中華と違って、2000〜3000円あれば充分。
もっと色々食べたかったです。こういうとき、一人旅は悔しいものがありますね笑
自然いっぱいのコタキナバル。冒険好き、リゾート好き、海鮮好きにはピッタリです!