iMovieで4K・1080p 60動画の書き出し
iMovieで動画編集をして、いざ書き出しへ。と書き出し解像度の選択で最大で1080pしか選択が出来なくてがっかりする事があります。
すでに知られてる改善方法かと思いますが、あえて記事にしてみます。
iMovieは一番最初にタイムライン (以降TL)に置いたファイルに左右される仕様で、写真を入れたり小さな解像度の動画が混ざっていると4Kはおろか1080で60pですら書き出し選択が無くて最大1080pになってしまいます。
わたしはこれを改善する方法として4Kで1分程度のm4v動画 (以降リード)をTLの最初に置いて編集を開始しています。
手順
リードをTLの最初に置き書き出しで4Kと1080p 60が選択出来るかを確認
問題無ければ通常通り編集し終わればiMovieを再起動、書き出しを見て確認
問題無く4Kと1080p 60が選択出来ればTLからリードを削除
書き出しを行う(リードはライブラリから消さずにずっと置いておく)
この方法でTLの最初に写真が来ても問題無く4Kと1080p 60の書き出しが出来るようになります。
どんなリードを最初に置けばいいのか?わたしも色々試しましたがこれだ!と言う条件はわかりませんでした。
わたしが使ってるのはiPhone 12 Proで撮影した4K 60p HDR 1分のmovですが、このままでは使えないのでエンコードアプリケーションHandBrakeでm4vでエンコードして使っています。どんな動画が使えるかとかなり試してやっと見つけた動画です。
わたしは、毎回リードを置いてーって手順が面倒なので、すでに4Kと1080p 60で書き出し出来ることを確認したiMovieライブラリ.imovielibraryを元データとして置いてそれをコピーして動画編集をするようにしています。
この方法がどの環境でも有効がどうかわかりませんが、4Kと1080p 60で書き出せない場合は試してみてはいかがでしょうか。
それにしても、iMovieはなぜこんな不安定な仕様なのでしょうか。Appleが意図的にそうしてるのかどうかわかりませんが、前の記事で書いた書き出しが遅い件と言い、Appleは改善する気は無いんでしょうか?