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箱根2。
毎回訪れる場所が、彫刻の森美術館です。
前日は曇り空からの夕方は雨…になった
日曜日でしたが、
最終日、晴れました。
開館50年の歩み「名作コレクション」展が
開催されていました。
(令和元年8月1日で50年)
開館当初からそのままの姿をとどめている本館ギャラリー。今回のコレクションは、近・現代彫刻から、そして名画を選び抜いて展示されていました。
当然、写真撮影は出来ないので、
ゆっくりと眺めて来ました。
(32作品)
有名な一部を。
アメデオ・モディリアーニ
(頭部)
マルク・シャガール
(アネモネ)
ピエール・オーギュスト・ルノワール
(カーニュの庭のルノワールの娘たち)
モーリス・ユトリロ
(作品のモンマニーのカフェは静かに興奮しました)
孤独な子供時代を過ごし、その後の毒母の仕打ち。
いつの時代も、子供は親に翻弄される。
ユトリロの生涯は平坦な道ではなかったけれど、
あんなに優しい絵を描き続けた。
美しい世界をみていた。
心の豊かさは誰にも奪えない。
猫を愛した彫刻家、朝倉文夫さん。
ブロンズ像とは思えない、今にも動き出しそうな
猫が良かったです。
(ネットから画像を探してきました…)
作品には、魂があるのだと改めて感じます。
コンスタンティン・ブランクーシの石膏も良かった。
(接吻というタイトルだけど…何年か創作モティーフにしているようなので、みたのとは違うような…?)
「接吻」の第一作は、彼が写実から抜け出して独自のスタイルを打ち出し、彫刻を台座から解放した記念すべき作品であった。抱き合う男女の姿は、四角いかたまりの単純な形に還元され、ふたつにしてひとつという愛の形を核心を衝いて表現している。
(ガイドより)
ふたつでひとつ。
著名な言葉で、“create like god, command like king, work like slave”「神のように創造し、王のように指揮を執り、奴隷のように働け」を残している。
そう出来たなら理想的かな。
奴隷は嫌だけど、貧欲な意味合いなら。
(なぜか毎回みてしまう)
(足あと寄りだと、こわい。だから真ん中)
(階段を上がりながら、球体の中を見つめてしまう)
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