アドベンチャーな日々。

子供達もいるのんびりな朝食
フライパンを手にパンケーキを焼く。
ただ混ぜて焼くだけなのに、
どうして幸せな気分にさせてくれるのだろう？

そういえば、ある彼は地元で有名な喫茶店に働いていて、
お店自慢の銅製の鉄板でパンケーキを焼いてくれた。
「生地はなるべく高い位置から、落とすのがコツ」
なんだと言っていた。

美味しかったな…

まあるく、まあるく、ふっくらと、
程よく、焼き色は、きつね色か、たぬき色か、

「死んだら人間はどうなるんだ…？」
と聞いた悪人の社長に、

「みんな、まあるい丸の中に入るでしょう…」
と、言う台詞を口にしたのは、
美しい心を持つ知的障害者の青年役、いしだ壱成。

ドラマ聖者の行進のシーンが浮かぶ。

死んでも心はいつまでも残る。
そんなことを考えるニュース。

それでも日常は流れてゆく。

ジェイクが好きだ。(アドベンチャータイムの)

実在したらいいのにと本気で思う。

ジェイクに言ったら、きっと、
「オマエの気持ちはわかるけどな」
とクールに笑われるか？
すでに目の前にいないか？どっちだろう…笑。

仕方ないから、ジェイクのベーコンパンケーキを作る。

パンケーキの上に、ベーコンをのせるだけ。

パンケーキの甘みに、
ベーコンの塩気と脂、
シンプルに美味だ。

ただし、食べる前には一緒にYouTubeを流して
歌をうたうのが決まり。

最後のサビは、全力のハモリで。

大笑いしながら囲む食卓。

閉塞感も消える。

まだまだ頑張れるはず。

ジェイクは偉大。

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