コーヒー1杯で支援するサービス「ko-fi」と、開発者がコーヒーを奢られる仕組みの話☕️
とても素敵なサービスがあったので紹介します😋
その名も Ko-fi。コーヒー…です!
どんなサービス?
Ko-fi は支援したい人に対してコーヒー代を奢ることができるサービスです!
以前彗星のように現れて消えてしまったお寿司を奢るサービスみたいな感じですね(しんみり)
Web界隈の人は特に多いと思うんだけど、無償でアプリやプラグインを開発&提供されてる方も多いですよね〜
私は主に恩恵を受けてる方なので、ありがとうの気持ちを込めて海外の開発者さんのサイトからコーヒー奢ったり Donation(寄付)したりすることがあります。ただ、海外の方だとこれでいいけど、日本だとできるのかな〜?と心配が。これについては後述……
Ko-fi はどんなことができるの?
• 任意のURLでマイページを発行できます。
• そしてそのURLから奢ってもらえます。
• 可愛いウィジェットを他サイトに埋め込んで、そこから奢ってもらえます。
◦ どんなサイトにも埋め込めるコードを発行してくれたり(noteは無理)
◦ WordPress のプラグインがあったり
◦ Github 用の Markdown なコードがあったりします。
• なんと webhook な APIもあります🔥
• 入金があったらブラウザのプッシュ通知がきます。
• [有料版] コーヒーをビールやピザに変えれます笑
• [有料版] サブスクリプション(月額課金)に変えられます。
• [有料版] 規定の金額 300円を変更できます。
なかなか楽しいサービスですね〜!
ちなみに可愛いボタンはこんな感じ。Copy & Paste Code のとこを丸っと自サイトにコピペすればOK!楽ぅ〜
というわけで Ko-fi に登録してみた
アカウントの作成は死ぬほど楽です!さすが可愛いだけある…
Ko-fi で利用可能な決済方法は
• デフォは PayPal
• 追加で Stripe
です!どちらも個人で登録できます。Stripeは個人事業主として登録すればOK!(サポートさんに確認済みです🔥)
とりあえず私はデフォの PayPal で登録。(本当は Stripe の方がすき)
さて、こんな感じの画面ができました。
で、自分でテストしたかったんだけど、「自分の PayPal アカウントでは払えないぞ!」と怒られてしまいました えーんしくしく
てな訳で誰か試しに奢ってくれる方がいたらご協力を!(返金できるかも試したいし…)
実際のところ、Ko-fi 使わずとも、エンジニアさんなら Paypal や Stripe が提供している仕組みで作っちゃえるので不要といえば不要ですが…🤔
しかも結構簡単、コーヒーだろうがモンエナだろうが自由にできるし金額の設定も自由だし。
こんなコーヒー奢る系サービスを作るという妄想をする
さて、こういう素敵サービスがあるたびに「日本語化したいなぁ〜」と思うわけです。そうすれば利用のハードルが下がりますし🤔
んで「ちょっと翻訳手伝わせてヨ」と連絡とかしました。良い返事がくると良いな😇
でも日本でこういうサービスがあればいいわけですよね?
ところが。こういうサービスを作ろうとすると、必ず「寄付(個人間送金)の禁止」という法律に引っかかる…らしいです😨例のお寿司サービスのようになってしまう可能性がある…わけです。慎重に調べねば。
こちらのブログさんによると、資金移動業として登録すればイケるみたいなんですが… 以下引用。
特に後者の資金移動業って、国から認められないといけないから、登録するの大変なんだよ。
でも逆にいうと、その業さえ登録すればpaymoやKyashみたいに法の穴をかいくぐる形じゃなくて、堂々と送金を実現できるから、投げ銭がしたいんであれば、素直に資金移動業者になるべきなんだ。
そしてOsushiも(メタファーで「お寿司」と言っているとはいえ)お金をまんま送ってるわけだから、資金移動業に当たるんだ。
てな訳で、国内で同等のサービスを立ち上げるとすると、資金移動業の登録がだいぶめんどくさそうだな、と思いました。(あ、ちょっと調べると行政書士さんが資金移動業の登録を3万円で代行してくれるサービスとかあるみたいですね。わーい)
自分のコーヒーのためなら問題ないと思われます。
自分のサイトに Ko-fi なり PayPal なり Stripe なりで「コーヒー奢ってね」ボタンを貼る程度なら、利用目的も限定されてるし法的に問題なさそうな気がしますね!弁護士ドットコムさんに
「寄付」ではなく、アプリの開発者に対して「コーヒーをおごる」「ビールをおごる」ボタンを作り、利用者がクレジットカードなどで決済できるようにすれば、個人間送金には当たらないのでは?
とお尋ねしたところ、
法的な問題は見当たりません。
という力強いお言葉を弁護士さんからいただきました💪なのでGOGO〜
まぁ…怒られたら消せばいいし。
さらに手堅い方法も
それかスタバの Starbucks eGift を使ったほうが手堅い気もしますね🤔うちの近くにスタバないけど。メアドやLINEなどの宛先を添えてこのサービスへのリンクを貼っておけばいいですもんね。
…ではみなさんハッピー奢られライフを!
この後 Stripe で「開発者にコーヒーを奢る🧡」ボタンを作ったので、その話はまた今度〜!
(情報は執筆時点: 2020/05/07 のものです)
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