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もし「生きづらさ」を感じているのであれば
スマホアプリ「BiSE(バイス)」の開発や、オープンコミュニティ「.ippo(ドットいっぽ)」の運営をしている小林慶志郎です。
今回は仕事の話というよりは、人生観みたいな話を書いてみたいと思います。
僕の好きな考え方があります。
何かを得るためには原則がある。
畑を耕し、種を蒔き、栄養を与えて雑草を取り、しかも天候に恵まれれば最後に収穫することができる、ということだ。
人生も同じ。
今もし、あなたが生きづらいと感じるなら、それは「収穫のない畑」の前に立っているんだと思う。
そしてその"畑"は、あなたが今まで長い時間をかけて作り出してきた結果でもある。
目の前にあるのは、あなたが「生きづらい」と感じるまで放置した畑。
だからその状況を改善したいのであれば、今から畑を耕し、種をまき、雑草を取って育てていくしかない。
それをやっても、天候に恵まれなければ収穫できないこともある。
自分ばかりが不幸だと思うこともあるかもしれないけど、みんなそうやって生きてるんだ。
作家の森博嗣さんの『面白いとは何か?面白く生きるには』という本の中に書かれていた内容を自分なりの解釈を付け加えて書いてます。この考え方がとても好きです。
今までサボってた人にはつらい言い方かもしれません。
けど、今からでも畑を耕して種をまいて、一生懸命育てていけば、新しい事だってできるんだ、とも思える考え方です。
とにかく、現状を憂いていても仕方なく、「畑を耕せ!」ということですね。
もともと恵まれた土壌の畑を与えられた人と、どうやったって土壌が悪い畑を与えられた人の差はあると思います。
でも、失敗した数だけ経験値は積み重なっていきます。
この土地じゃダメなんだ、というのも経験値です。
そこであがいた数、試行錯誤した数が多ければ多いほど、別の土地(チャンス)が与えられたときに大きな収穫を得られる可能性がある。
だから、とにかく畑を耕し、種をまき、雑草を取って試行錯誤を繰り返すしかないんですよね。
逆に、今の状況を幸せに感じられている人も、これまでにツラい時期もあったかもしれません。けど、それが土壌を育て、種を強くして、今大きな収穫を得られているということだと思います。
それはあなたの努力の結果であって、心から誇りに思うべきことだと思います。
もう一つ、僕がこの考え方が好きな理由があります。
それは、農業と一緒で、一度たくさん収穫できたら"終わり"ではないことです。
今は目の前にたくさんの収穫があったとしても、来年はどうなるか分からない。
だから、いろんなところを耕して、色んな種を植えてみて、一生懸命に育てていかないといけない。
今、僕はとても幸せで恵まれた環境にいます。
最初から恵まれた土壌があったのかもしれない。でも一生懸命あちこち耕して、育ててきた自負もあります。
けどそれに胡坐をかいたら、畑はあっという間にやせ細るでしょう。
だから現状に満足することなく、畑を耕していかないといけないんです。
これからも泥だらけになりながらせっせと試行錯誤を繰り返していきたいと思います。
最後はただの決意表明になりましたが、こんな記事が誰かの気づきになったらいいな。
引き続き頑張ります。
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小林慶志郎
昨春、緊急事態宣言が出た頃、外出自粛が謳われ、会社にも行けず、飲みにも行けず、ひとりひとりが孤立していくような気がして、この先コミュニティって重要になるよね、という本を書きました。(Kindleで発売中です)
「コミュニティと生きる時代 〜withウイルス時代の仕事と組織のカタチ」--小林慶志郎