コミュ障な私から、ひとりごとのすすめ(雑談の話)
パートナー「えっ?何て?」
自分「あ、ごめん!ひとりごと!」
自分(あれ、またひとりごと‥?)
‥このくだりがやたら多いことに最近気づく。
子育てし始めてなのか、もやもや悩んでた頃から抜け出した後?なのかわからないが、とにかくひとりごとが多くなった。
魔女のようにぶつぶつ
時に実況中継のように
急にポツリ、台詞のごとくハッキリと。
増える、増える、ひとりごと。
子育てに追われて脳内を整理しきれないんだろうか、子供と接する時間が長い生活だと自分としか会話する人が居ないのか、赤ちゃんと接する時の癖が抜けないのか。ひとりごとが増える原因はわからないが、メンタルにとって結構いい面もあるなと気づいた。
「自己暗示」と言うと、少し怪しげにも聞こえるが、前向きな言葉を自分へ浴びせてるとしおれそうな心が少しピンとなる。
嫌なことはノートに書くとスッキリすると言う話はよく聞くが、それと似たような効果も多少ある。おそらく誰かに聞こえてるので、ノートに書くよりは周りを気にする必要があるが、ちょっとしたデトックスになるようだ。
まめめは、おそらくは昔から脳内会議が得意だったのだろう。そして最近この会議室のドア(心のドア)がときどき開けっ放しらしい。
いつからか、職場でも結構ぶつぶつと言ってるようだ。隣席の人にとってはちょっとした騒音だろうが、ひとりごとのおかげか、職場に居る時の「変に肩に力入り過ぎな感じな自分」は若干減ったように思える。
社会人になってからコミュ障な自分に気づき、随分悩んでいた。明るくいつもニコニコと笑顔を向けてくれる同僚にはとても憧れた。
そんな私が、いつからか。
内心のつもりが、色々全部漏れてます!
「ひとりごと多いヤバい人」ってキャラでもう良いや〜って開き直ってからの自分は‥
こんな自分は、嫌いじゃない(驚)!!
そんな少しやわらいだオーラが周囲にも伝播したのか、同僚達とのコミュニケーションの方にも少し変化が現れた。脳内会議ばかりだったが、リアルな人との「相談」や「雑談」の回数が少しだけ増えた。
以前はビクビクと周りへの警戒心が強すぎて近寄りづらかったんだろうが、「うわー」とか「あ、しまった」とかありのままを呟いてるだけだが、心のドアが開きっぱなし感が出てるのか「えっ?どうした?」「あ、それってー」と、ひとりごとが同僚との会話のキッカケを生産してくれている(嬉し泣き)!
次第に同僚の独り言もキャッチできるようになってきて、また「雑談」が増える。
仕事中に私語厳禁と思っていたが、度を越さない限り雑談は必要だし、挨拶級に相手との円滑油なのだと痛感した。
ふと、私が慕う人や尊敬する人を思い浮かべると、その人は挨拶程度の雑談を日々繰り返していたと思う。そうやって日々声がけしあえる顔見知りの関係であるだけで、何か頼み事や相談事があった時に声をかけやすいのだ。
コミュ障に雑談はハードルが高い。だから「ひとりごと」は、雑談が苦手なコミュ障の強い味方になると思う。※結局、周りの人達のおかげやん!というツッコミは甘んじて受け入れます
心が折れそうな時の他愛ない雑談、ほんの一言の言葉かけはココロに沁みる。慈雨。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?