本屋と本棚と、ざわつく心
書店で手に取った本が、今日も1冊我が家に来てくれた。
本は、ときどき積読になり、
まだかなーという感じで出番待ちになることもある。
そして、しばらくして‥
「あれ、そう言えばこんな本買ったんだったけ‥」
そんな風になる本が、ここ最近跡を立たない。
運良く読まれた本と言えば、自分が身銭をきったものでなく、夫が借りてきた図書館から本だったりする。
ざわつく心で、目に留まった本。それから積読になってしまった本。きっと、買い手にとってざわつく心の処方薬になりきれなかったものだと思う。
本棚の中で、私を形取る本と、私に足りないを埋める本と、やりたいを叶えるための本、大体その3つに分類ができる。
私を形取る本は、趣味の本。
足りないを埋めるのは、実用書。
やりたい事を叶えるための本は、資格や勉強の本。
本棚の顔を見ると、過去の自分の姿や思考が映し出されているなぁと思う。
出来もしないのにアレコレやろうとして、何一つ形にしてこなかった形跡。限られた時間に、締め切りをつけて行動してこなかった形跡。
自分が愛おしいと思える物や、心から時間を費やしたいと思えるもの。
いい加減、自分をわかってあげて欲しい。
読まれない本を、これ以上増やすことのないように。