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なぜ室内に害虫が入ってくるのか→網戸の使い方を間違えてるかも【ビルメンが自作の図で説明します】

網戸を閉めているのに部屋の中で虫を発見した事がある皆さん、ごきげんよう。
そしてこんな疑問を持っていませんか?

•網戸閉めてるのに、何故か蚊やゴキブリ、シロアリが室内に入ってくる
•部屋の中なのに子どもが蚊に刺された
•室内の赤ちゃんの近くをムカデが歩いていた

網戸の使い方を間違えて隙間ができ、害虫が室内に侵入している可能性があります。
正しい網戸の使い方を紹介します。

●記事投稿者:ビルコソ
ビルメンとして害虫防除も担当している。

網戸は外に向かって右側に配置と決まっています。
でないと隙間が発生し、害虫の侵入経路となります。
自作の図で分かりやすく解説します。


ドアや窓を閉めているのに害虫はどこから室内に入ってくる!?

アンサー:網戸の隙間から入ってくるケースがほとんどです。

きちんとドアや窓を閉めているなら、ほとんどの理由がこれです。

網戸は外に向かって右側に配置すれば対策できます。

これは、建物における害虫防除の基本です。

図を用いて説明するので、ご自宅の窓・網戸と見比べてみてください。

網戸・サッシ窓を上から見た図


僕がエクセルで自作しました。

窓が閉まってる状態(上から見た図)

画像1

↑窓が完全に閉まっています。
 当然、害虫は入ってこれません。


右側窓をオープン(上から見た図)

画像2

↑網戸と左側窓が重なっており、隙間なし。
 害虫は入ってこれません


左側窓を大きくオープン(上から見た図)

画像3

↑気づきましたか!?
 隙間が発生しました。
 おーのー。
 奴らはここから入ってきます!!


左側窓を少しだけオープン(上から見た図)

画像4

↑なんという事でしょう。
 少しだけオープンしたにも関わらず、害虫が室内に侵入するルートがあります。


侵入経路の写真

実際のアパートの窓サッシで左側窓をオープンしました。

画像5

↑ 1本のマスキングテープが室内まで伸びています。
  これが奴らの侵入ルートです。


次は左側窓を少しだけオープン

画像6


↑先程の画像の通り、侵入経路があります。



虫は壁沿いを歩き続ける

皆さんはこう思うかもしれません。

こんな小さな隙間なら入ってくる可能性低くない?


答えましょう。

入ってきます。


基本的に虫達は壁沿いを歩きます。
もちろんゴキブリもです。

ここで、迷路の仕掛けを思い出してください。

壁伝いに歩き続ければ必ずゴールに辿り着く

外にいるゴキブリが建物にぶつかり,建物を壁伝いに進み、そしてベランダへ、更に網戸の隙間から室内にくる可能性は大いにあります。

外やベランダで飛んでいる「蚊」や「蛾」、「シロアリ」を思い出してみてください。
ずっと窓ガラスにぶつかってきながら飛んでいますよね。

網戸の隙間から侵入する可能性、大いにあります。



対策

1.外に向かって網戸は右側!
2.窓の開閉は右側!
3.網戸を左側にするなら左側窓は全オープン

以上です!

プラス、完璧にしたいならベランダや玄関に薬剤散布しましょう。



まとめ

身近ですが意外と知られていない網戸の配置についての記事でした。

基本的に網戸を右側にしていれば大丈夫です。

ぜひお試しあれ。


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