見出し画像

私の人生が変わった瞬間【主催者:優花】

私は自分の「好きなこと」を見つけることがすごく苦手でした。
そんな私が大きく変わった話しをしたいと思います。

何かをしていないと価値のない自分になりそうで怖かった

主催者の優花さん

私は高校生の時から、「好きなこと」を見つけることができなくて、そんな自分に焦りを感じていました。いつも何かを好きになろう、夢中になろうと無意識に探しては勢いではじめる。しばらくやって飽きたら、また新しいことに夢中になる、そんな繰り返しでした。

何かがないと、価値のない自分になってしまいそうで怖かったんです。だから何もしていない自分や行動できていない時は、常に焦りを感じていました。

私は昔から、先生や周りの大人から「いい子」と評価される行動を取ることが得意でした。人の顔色を伺っていつも正解を探し、期待に応える行動をとっていました。

誰かからの評価で1番になりたいと思っていた私は、自分が楽しいとか好きという感情で行動する意味が全く分からなかったのです。

また、自分の意見を発言することも苦手でした。相手が欲しい答えを常に考えているので、いざ自分の意見を聞かれると何も答えることができず、それは大人になっても変わりませんでした。

世渡り上手な自分は、いつも平均点を超えることはできるけど、特別な存在になれないことへの葛藤は大人になるにつれて大きくなり、コンプレックスへと変わっていきました。

そんな私を大きく変えた瞬間は、まさに今です。

自分の楽しいことを追求する姿が誰かの励ましになることもある

2021年6月27日に開催したBDR

今の私は、自分が好きなことに夢中になり、人からの評価や誰がなんと思うかは気にならなくなりました。
なぜ私がこのようになったのか、考えてみたところ、自分の承認欲求が満たされたからだと思います。

バースデーランウェイを立ち上げる前、誰に話しても「?」な反応しかもらえず、「結局何がしたいの?」という言葉に傷ついた日もありました。ですが自分がやると決めたことを形にして最後までやりきったことで、応援してくれる人や話を聞いてもらえる機会が増えました。今までは「分かってほしい」「認められたい」「すごい人になりたい」と思っていましたが、応援してくれる人や、思いに共感してくれる人に出会い、そんな思いは少しずつ消えていきました。

そうすると、「誰かのために○○したい」という気持ちが不思議となくなっていったのです。私はこれをすごくいい意味で捉えています。今まではやはり、自分の承認欲求から誰かに必要とされる人になりたい、誰かのためにならないと、という思いを強く抱いていました。ですが今は少し考え方が違います。

「せっかく自分が好きなことをやるやら、誰かの役にも立てたらいいな」と考えるようになりました。認められるため、見返りを求めるためではなく、ただ自分がそうしたいからその道を選んでいます。

今は、「誰かのために」を優先するよりも、まずは自分が楽しいことを追求したり、自分が決めたことをやりきることが大切だと思うようになりました。自分のために目標を持って行動する、そしてそれを発信することで、この先誰かのためになったり励ましになるという姿が私の理想です。

自分らしく生きられるのは私の意思が「自由」なことを知ったから

最後に……

周りの目ばかり気にしていると自分の思いを言葉にすることはなくなり、考えることさえもしなくなります。私はそんなワクワクしない人生をもう二度と歩みたくないのです。

自分の意思を持つこと、発言することは、生きる楽しさや意味を教えてくれました。生きることに意味なんてないかもしれないけど、私は、出来事に感情を抱き、意思を示し、それを伝えることで人生は豊かになり自分を生きていると感じることができました。そして自分の意思は、誰かから評価されるものではなく、自由なものだと知ったから、毎日自分らしく過ごせて楽しいです。

「自分の好き」を見つけるのが苦手な人は、私だけじゃないと思います。
きっと好きなことが見つからないことには理由があります。それは、自分の中にある固定概念やこれまでに蓄積された思いこみがそうさせているかもしれません。でも、きっとガムシャラに好きなことを探してみたり、焦ったりする時期も必要なんだと思います。

私から伝えたいことは、決して誰かの正解を見つけようとせず、自分の直感を信じて、楽しい気持ちで踏み出してほしいということです。

(編集:響あづ妙
◆◆

優花さんの活動はこちらからチェックできます👇✨


読んでいただきありがとうございます!フォローが励みになります!