「バースコンシェルジュ」だからこそできること
こんにちは。
ブライトンのバースコンシェルジュです。
私は産科病棟コンシェルジュを経て、
外来コンシェルジュも担当しています。
私自身バースコンシェルジュの仕事が初めてということもあり、
最初はどうしたら良いのか迷うことばかりでした。
助産師や看護師スタッフさんも委託業務をし始めたころは、
「バースコンシェルジュ?クラークさんと何が違うの?」と
思っていらしたのでは・・・。
信用を得ることによって、今ではスタッフさんも頼りにしてくださることが多くなりました。
「○○号室の患者様に検査の説明をするので、通訳お願いできますか?」
「書類のことで質問ある患者様がいるので、お部屋に行っていただけますか?」などなど。
私の病棟ではバースコンシェルジュ用に患者様情報メモを作成しています。スタッフさんもそれをご存知らしく、患者様のことを逆に聞かれたりもします。
病棟で退院患者様が忘れ物された時は、
「外来コンシェルジュさんと連絡取れますか」と聞かれたりすることも。
私たちが外来病棟間で情報を共有し、連携しているのをご覧になっているのですね。
私が外来に入ったばかりの頃、こんなことがありました。
ロビーでご婦人がお困りの様子。
伺ったところお嬢さんがご出産でLDRに入院されているが、
付き添っているお婿さんと連絡が取れないとのこと。
当院ではLDR内は1名しか付き添えず、
交代する場合は当人同士で連絡を取り合っていただかなくてはならないのです。
その時は上記規則に則り、お詫びしながらお待ちいただくよう伝えることしかできませんでした。
後日先輩バースコンシェルジュにどうしたら良かったのか尋ねました。
「そのままの案内をするのは守衛さんと一緒。私たちバースコンシェルジュだからこそできることがありますよね」
と、先輩からの言葉。
「どうしたら役に立てるか、私たちバースコンシェルジュができることは何か」
確かにそういう橋渡しができるのは、
私たちバースコンシェルジュしかいないのです。
今だったら、LDRスタッフさん通じてお婿さんに連絡するよう伝えるなど方法はいくらでも考えられます。
私たちバースコンシェルジュは様々な部署に関わり、
広く院内のことを知っています。
また、そんな私たちだからこそ提案できることも多くあります。
入退院係担当者から「退院会計はないが1ヶ月健診案内を渡したいので、患者様に窓口まで来てほしい」と言われた時には、
「そのためだけに患者様が1階の窓口に並ぶのは忍びない。私が取りに行って、患者様に渡します」
そう提案したこともありました。
「コンシェルジェさんがいて良かった!」
「ブライトンさんが来て、仕事がやりやすくなった」
患者様やスタッフさん、他の業務委託業者さんからそう言われる度に励みになります。
今後も患者様にとっても、スタッフさんにとっても、病院にとっても最善な方向に舵が取れるよう手助けできればと思っています。
「バースコンシェルジュだからこそできること」を道しるべに。
株式会社ブライトン公式HPはこちらから
https://brighten.hp.peraichi.com/
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