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恐れずためらわず、確認会話

こんにちは。ブライトンのバースコンシェルジュです。
 
客室乗務員時代のお話ですが、乗務中は安全に対しての行動指針が記された「安全憲章」を携帯しておりました。

そこには個人の「安全宣言」も直筆で書き加えなければなりませんでした。

安全宣言とは、ひとりひとりの安全への取り組みを言葉に表したもので、
“安全運航を守る為に必ず_します” という決意の表れです。

私の安全宣言は
『恐れずためらわず、確認会話』でした。
 
この確認会話は、同じ客室乗務員同士なら比較的実施しやすいものですが、相手が機長で、さらに切羽詰まった状況でのインターホンを使っての周知だったりすると、内容が聞き取れなかったり紛らわしい言葉だったとしても、遠慮して「あとで誰かに聞くからいいか・・」などと思ってしまう場合がありました。
 
そしてそんな時に限って、他の客室乗務員に尋ねても「私もわからなかった」「たぶん◯◯じゃないかな」という、はっきりしない返事が返ってくることが多いのです。

またそんなやり取りを続けるうちに、確認しようにも、もう訊けるタイミングを逃してしまっているのですね。
 
殆どは何も起こらず済むのですが、
だからよしとするのでは、プロとして失格です。
 
事故というのはそういう些細な事例があちこちで重なって起こるもの。
常に危機管理意識を持って、一歩踏み出す勇気が必要なのです。
そのため、どんな状況でも『恐れずためらわず、確認会話』を意識していました。
 
いまどこかの現場にいるみなさまが、
職場の人間関係がなんとなくうまくいっていないと感じているなら、
その原因のひとつに、確認会話がきちんと実行されていない、
もしくは実行しづらい環境になってしまっている、というのが考えられるかもしれません。
 
こういう取り組みがしっかりされている現場は、明るく風通しのよい雰囲気があります。

例えるなら飛行機に乗り込んだ時、「あ。今日は当たりだな」と思うことはありませんか?まさにそんな感じです。
 
とはいえ、個人の力で現場の雰囲気、環境を変えるのはなかなか大変なことですよね。
 
ブライトンのバースコンシェルジュは、
持ち前のバイタリティとチーム力で、
これらのことを体現しつつ新しい風を吹き込む原動力になれるように、
それぞれが産科医療、生殖医療の現場で頑張っています。
 
「確認会話お願いします」「ちょっと確認よろしいですか」
というのはとても便利なフレーズですよ。

会話のクッションの役割をしますし、お互いに角が立たずにそこに意識を向けることができます。
ぜひ少しずつでも良いので使ってみて下さいね。
 
 
株式会社ブライトン公式HP
https://brighten.hp.peraichi.com/
 
 


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