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みなさま、こんにちは。
ブライトンのバースコンシェルジュです。

先日、二人目のお子さんの出産を目前に控えた患者さまが
「一人目の出産時はあまりの痛みに産んだ直後には疲労困憊。助産師さんが赤ちゃんを近くに連れてきてくれても顔を見る気力も湧かず、早く休ませて〜と思っていたの。二人目のお産は少し楽だと聞くから今回はちゃんと出産の感動を味わえるかしら・・・」
とお話しされていました。

はて。私の二人目の時は一人目より楽だったかしら・・・

一人目の時は微弱陣痛が二日間続いてまともに睡眠もとれず、
体力も気力も弱くなった状態でお産を迎えました。

分娩時も声が出せないほど衰弱していて記憶もあまり残っていないのに比べ、
二人目は陣痛が来てから分娩に至るまでのスピードが早く、体力もしっかり残っていて、
痛い痛いと恥ずかしいほど大騒ぎしながら出産した記憶がしっかりと残っています。

どちらのお産が大変だったかと聞かれると、壮絶な痛みの記憶が鮮明な二人目の方を挙げてしまうのでした。

そんな私の経験談はさておき、一般的にも一人目より二人目以降の方が子宮口や産道の開きが早く、経産婦さんの方がお産が進むスピードが早いと言われています。

分娩自体にかかる時間も、初産の時と比べると半分くらいの時間で
赤ちゃんが出てきたという方も多いようです。

痛みが短時間で終わるという点では楽だと言えるのかもしれません。

しかし、分娩終了後に子宮が収縮することに伴う疼痛「後陣痛」は、
経産婦さんの方が子宮が柔らかく急速に収縮が進むために強い痛みが出やすいそうです。

また赤ちゃんがすんなり生まれたスピード出産の場合も、
出産時に子宮の筋肉に大きな負担がかかるために後陣痛の痛みが増しやすいとのこと。

お産が終わった後も油断できませんね・・・。

周りの方の経験談を聞いていると、お産の始まり方については、
前駆陣痛から・・おしるしから・・破水から・・陣痛から・・と様々で、
そこに一人目二人目の違いはあまり無いようです。

三人の子を持つ友人は、三回とも違うパターンで始まり、
産まれるまでの流れも三者三様だったとか。

やはりお産は一つ一つがドラマですね。
熱いドラマの後に会えるかわいいベビーを思い浮かべ、頑張れ妊婦さん!!

ところで、文頭に挙げた患者様ですが、出産後、
私たちバースコンシェルジュがいる受付のフロアまで報告に来てくださいました。

「一人目の時には無かった破水が来たものの、その後なかなかお産が進まず、促進剤を使いました。それでも出てきてくれるまでにかなり時間がかかって、もう一人目の時より大変でした・・・」とのこと。

一般論では語れない。やはりお産はドラマです。


株式会社ブライトン公式HPもぜひご覧ください
https://brighten.hp.peraichi.com/


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