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「自分の表情」が周りの人に与える印象

こんにちは。
ブライトンのバースコンシェルジュです。

先日、小4になる娘が鏡に向かって笑顔を作っているところを目撃してしまいました。
「そんな年頃になったのねえ・・・」と思いながらこっそり眺めていたら、
私の視線に気づき、恥ずかしいような気まずいような顔をして
その場からそそくさといなくなってしまいました(笑)

他人の目に自分の笑顔がどう映っているか。
笑顔に限らず、自分の表情が周りの人にどんな印象を与えるかを知ることは
大事なことだと思います。

かつて航空会社に勤務していた頃のことです。
入社して最初の新人訓練で担当教官にこんなことを言われました。

「あなたの顔立ちはきつい印象を与えるから、
人一倍笑顔を意識しないと人並みの笑顔にならない」

なかなか厳しいお言葉・・・。
怖いと有名な教官だったので、その教官の講義では
かなり真剣な姿をアピールしていたつもりでしたが、
「その真剣な顔が怖い」とまで言われてしまう始末。

「自宅に帰ったら毎日鏡に向かって笑顔の練習をすること!」
と教官から宿題を出されていました。

実際に飛行機に乗務するようになっても、
数年間は「笑顔が硬い」「真顔が怖い」と上司や先輩に注意される日々が続きました。

こんなこともありました。
機内販売をしていた時のこと、一人のお客さまに商品を頼まれましたが、
あいにくその商品は直前に完売してしまっていました。
その事を伝え、丁寧にお詫びした・・・つもりでいました。

後日そのお客さまからコメントカードが届き、
中には『CAに商品を頼んだら、完売していると迷惑そうな顔で言われた』と
記されていました。

私が「申し訳ない・・・」という気持ちでした表情が
そのお客さまには迷惑そうな顔に映ったのだということに衝撃を受けました。

後で、その時にお客さまにしていたであろう
「申し訳ない」表情を鏡の前で作ってみたところ、
眉間にキュッとしわを寄せた険しい表情であったことに
更に衝撃を受けたのを憶えています。

接客業において表情というのは大切な要素の一つです。

満面の明るい笑顔がふさわしい場面もあれば、
謝罪の時などは誠意が伝わる表情、
具合の悪い方や心配事がある方に対応する時は
安心感を与える柔和な表情・・・など
その場その場に適した表情があります。

気持ちと共にそれにふさわしい表情も添えて人に接するというのは、
実はそれほど簡単なことではないと思います。

特に私のように元々ソフトな顔立ちではない場合、
それなりの意識とトレーニングが必要だったりします。

今私の勤務している産婦人科においても
表情はとても重要です。

生まれてくる赤ちゃんに会えるのを心待ちにして
妊婦健診に訪れる妊婦さんには明るい笑顔で接したいと思いますし、
妊娠や自身の身体に不安を抱えている患者様には
その方達の気持ちに寄り添うのにふさわしい表情で対応したいと思っています。

顔に沢山ある表情筋は他の体の筋肉と同様に使っていないと硬くなってしまうそう。
硬くなると、自然な笑顔や柔らかな表情が出てこなくなります。

日頃から口角を上げるよう意識したり目元の表情を豊かにしたりと、
顔の筋肉をほぐしておくといいですね。

最近の私、柔らかい表情ができているでしょうか。
今度娘と一緒に鏡に向かってチェックしてみようと思います。


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