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SideM新規Pの備忘録

2024年9月、
「THE IDOLM@STER SideM」に出会った。

そして、ド新規ほやほやプロデューサーになった。

そこから毎日が楽しい。
これは、そんな新人Pの約3ヶ月間の備忘録的なアレです。




⭐️はじめに

まず、このnoteを書くに至った理由はこちらのポストにある。

プロデューサー歴を各ブランドごとにまとめた分布図である。興味深い点は多々あるが、ここでSideMの欄に注目したい。

このポストから分かるように、歴が1年未満のP、いわゆる新規層は、学マスに次いで(超僅差ではあるが)SideMが2番目に多い。
そしてこの結果に対し、
「新規層はなぜ今SideMを好きになったのか知りたい」といった旨のコメントがあった。

自分はなぜいきなりプロデューサーになったのか。

自分でもよく分からなかったので、このポストをきっかけに、SideMを知ってからゆるゆるプロデューサーになるまでの経緯を改めて思い返してみた。

・なぜ今アイドルマスターSideMに興味を持ったのか?
・なぜコンテンツを追おうと決めたのか?
そして新規から見たSideMについて、うすーくだらだらと書いていきたい。

(内容が上から目線に感じることもあるかもしれませんが、あくまで一個人の意見です。ご了承ください。)


補足

まず前提として、自分はアイマスに触れたことが
一切ない。
SideMに出会う9月以前に知っていた情報としては

・輿水幸子が可愛い
・月曜が近いよ
・ヒゲのアイドルがいる


以上である。

輿水幸子に関しては、↑の『輿水ちゃんス』で得られる以上の情報を知らない。顔が可愛い。

というわけで、noteの内容にどこかおかしい点があっても寛大な心で許していただきたい。



⭐️SideMに触れるまでの経緯

…とはいっても、つらつらと経緯を書かれても興味もないかと思うので、その辺は簡潔に記しておく。
どうでもいいよという方は、次の⭐️まで読み飛ばして欲しい。

すべてはこの検索から始まった。

アホの検索

なんでこれを検索したのかというと、本当に天啓としか言えない。記憶の奥にうっすーらあった顔を不意に思い出して、「あのイケヒゲの名前なんだっけ?」と気になってググった。ので、掘り下げようがない。

検索の結果、出てきたヒゲが二択あってびびった。
自分が知りたかったキャラの名前が「山下次郎」だと分かったので、とりあえずニコ動を漁ってみた。

…可愛いかも!

素直に言うと、一瞬映る「山下次郎が背中に湿布を貼られているシーン」が気になってアニメを見始めた。ケロロ軍曹でお色気シーンを探す中学生か?

ただ、この時点ではまだ「顔が好きだな」程度で、アニメを流し見していただけだった。アニメはめちゃくちゃよかった。

というわけで、ここからは、本題の
SideMを追いかけようと決めた理由(ワケ)
について書いていきたい。


⭐️ワケ①アイマスポータルの存在

これはわずか3ヶ月のあいだに感じたことなので、わかってねーな(溜息)と思われるかもしれないが…
運営がかなり有能、な気がする。大手ゆえの手際のよさというか。

第一に、コンテンツを長続きさせようという意気を感じる。

いや、SideMを知った当初は、ゲームが終了していることにめちゃくちゃ絶望した。(即矛盾失礼)


普通に怖くて泣くかと思った。

通称Mステ・サイスタ。
あったはずの2つのゲームが…終わっている。後者は2年弱しか稼働してないらしい。

こんなの絶対おかしいよ。
私は一体どこで山下次郎をプロデュースすればいいんだ?

上手にオタクができず、ブチギレ魔法少女になってしまった。

冗談はさておき、諸々の採算が合わずにゲームが終了してしまうこと自体は、まあ仕方のないことだと思う。(これもプレイしていない身だから言えることだが)
問題は、ゲームがサ終してからである。

ゲームが終わった後
①コンテンツ自体の更新が終了する
②別の方法で更新を続ける
の二通りがあると思うが、SideMは後者だった。

ゲームがなかったらどう楽しめば…と、最初こそ困惑したものの、現在SideMの情報はアイマスポータルなるものでゲットすることができ、これがかなり充実している。


いまだにどれを押せば何を見れるのか覚えられない

アイドルの人となりが分かるものや、ユニットごとのエピソードのアーカイブなんかも全部まとまっており、気になりさんの簡単な情報なんかはここから得られる。これってすごくありがたい。

▶︎ポータルがないと

この子気になるな
→へーSideMの子なんだ
→キャラ詳しく知りたいな、サイト見よ
→えっゲーム終了しててアーカイブもないのか…
→ …ほなええか🫥

これになりかねない。これでは、いわゆる新規ハイで上がった熱が冷めてしまう。

▶︎ポータルがあると(私の場合)

山下次郎さん気になるな
→アニメ見るか
→面白いな、アイマスポータル?見てみるか
→へーアーカイブなんかあるんだ
→へーエピソードゼロ見てみるか(Youtubeへ)

へー

→…好きかも!😍

これになれる。

ちょっと気になる!程度の人の興を削がないという点で、アイマスポータルの存在は素晴らしいと思う。
もちろん有志の方がまとめてくれているサイト(いつもありがとうございます)もあるが、公式がこうしてアーカイブを残してくれているというのは大きい。「知る」ことのハードルがぐんと下がる。

モバエムイベントボイスのアーカイブもほしいなーとか、Youtubeはボイスないの寂しいなーとか色々思うところはあるが、アーカイブを残そうとしてくれた気持ちだけでもありがたい。

また、ゲームが終了してもなお継続してストーリーを更新してくれている。
ガチャ課金へのトラウマがある人も多い中で、限定ガチャもなく、一定額払えば大体のストーリーが解放されるというシステム(合ってる?)は、コンテンツ運営の形として一つの正解な気がしている。

よく、「ゲームがないのにどこから新規がきたの〜?」という声を見かけるが、
今思えばS.E.Mがバズった時に曲を聴いていたり、池袋の315事務所の前を通って「なんのアイドルだ?」と気になったりと、以前からあちこちにトラップが撒かれていた。
SideMを認知していなかっただけで。

それがちょっとの拍子で発動して、転んだ先にポータルを置いてくれていたから、勢いよく頭からSideMに突っ込めた。

どこから入るかは新規Pでも十人十色だろうが、アイドルについて知りたい!と思った時に、まず最初に触れるのはアイマスポータルだろう。
そこが充実していてよかった。
山下次郎をゲームを通してプロデュースすることは叶わなかったが、プロデューサーになる道は残されていたというわけだ。

これが理由の一つだ。


⭐️ワケ②供給が多い

ゲームない=サ終と思われがちで、実際自分も最初はそう思っていたのだが、前述したとおり
全然そんなことないっぽい。

ストーリー以外にも、グッズ、ライブ、新曲、ラジオ、展示会など、とにかく多方面からの供給がある。
いきなり学生アイドルのメイド風グッズが発表されたり、ユニットでのラジオ!周年グッズ!と、把握できないぐらいの情報が日々流れてくる。そして、当然TLはざわつく。このざわつきが自分は大好きだ。

自分は、オタクは脳汁出してなんぼだと思っているので、日々刺激をくれるコンテンツからは離れられない。
樹液がめっちゃ出る木にたかるカブトムシの気分になる。

つい先日も、ドンキとコラボしてうさぎさん♪になっていたはずの担当がミャクミャクに寄生されていた。
「なんかだんだんSideMが分かってきたな笑」と調子に乗って王騎の顔をしていたらTLの他Pも困惑しており、全然分かってなかった。
よく分かんないけどとりあえず買った

この前はTLがみきゃんのオレンジ一色になっていた。SideMっていつもこんな感じなの?


⭐️ワケ③他Pのツイートが面白い

自分はTwitterのTLをスクロールすることが趣味なのだが、最近はプロデューサーのツイート目当てでTwitterを見ている節がある。決して媚び売りではない。
なんていうか、SideMに限らずアイマスPって観察眼鋭い人が多くないですか?
こんな視点が!こんな伏線が!と、よくそんな細かいところまで見てるなあと思う。
自分は鈍くてそういうところに気づかないので、なおさら。

そういう人がアイマスにハマりやすいのか、
はたまたアイマスがそうさせるのかは分からないが、この短期間でそう感じる場面がかなり多かった。

⭐️ワケ④作品のスタンスが合う

他Pのツイートが面白い、という話に続けて。
これはなんとなくだが、SideMに限らずアイマスは脚本、演出、劇中劇などなど、作品のクオリティ、そして実在性にかなり重きを置いている感じがする。

実在性で言うと、Twitterで山下次郎宅の廊下にゴミ袋がぽつんと置かれている背景を見た時、さすがに乾いた笑いが出た。
こんなの大丈夫なのか?想像の余地がありすぎない?
朝急いでてゴミ出し忘れちゃったのかな、とか…玄関に置くスペースないのかな、とか…袋の口、三回ぐらい結んでない?指の力強…とか…

こうして一人でドゥフドゥフしていると、本来はオタクキモ罪終身刑!となるところだが、Pという立場で許されている気分になる。一方通行になるはずの愛を、アイドルからは「自分のことをよく見てくれている」という信頼で返してもらい、双方向のものに変換できる。
Pって免罪符なのかも。

また、コラボやイベントでも、このキャラが現実にいたらこんな感じだろうな♪を、運営や声優さんが全力でやってくれている。

以前プレイしていたゲームでは、キャラの幼馴染やらライバルやらが虚無から生えてきたため、他と比べる訳ではないが、作品の辻褄合わせやクオリティにはかなり気を遣っているのかな?めちゃくちゃ敏腕な脚本家がいるとか?と考えてしまった。
その点に惹かれてくる人たちが光るツイートをしているのかもしれない。

実在性=善というわけでもないが、自分はこの奥行きがいいなあと思った。

じろーさんの平熱→35.8°

鍵垢より。おかげで勝手に平熱を予想するタイプのオタクが生まれてしまった。
でもね。
アイドルの体調管理もプロデューサーとしての大事なお仕事だから。


〜余談①〜

しつこいようだが、
キャラ周辺の描写に関して細かい点で言えば↓とかも好き。

・山下次郎の家のテレビが異常に大きい
 
家電が好きらしい。そうなんだ。
山下次郎の携帯に電話すると稀に舞田類が出る
 
何?
天道輝元カノ概念
 そんなのあるんだ。

こんな感じで、「オタクの集団幻覚」とかじゃなく、幻覚がはっきりしすぎてもはや自我をもって勝手に喋り出している。

そういう点では、かなりシャニマスも気になっている。下のnoteを読んだ感じ、まさにアイドルとその周縁世界の実在性を追求しているようなので。

…こうやってまた予備知識だけが増えていくわけだな。



⭐️ワケ⑤曲がいい

SideM、めちゃくちゃ曲がいい。そして、歌割りもいい。
某START◯事務所の担当は「コーラスの人の方が歌ってない?」と疑うほど歌割りをもらえず、ヤキモキした経験があったため、担当アイドルの歌声を聴けるという単純なことにも100の気持ちで喜べる。

担当ユニットのS.E.Mで言うと、元教師である彼らが歌うからこそ響く歌詞ばかりで
普通に大学で1人でおにぎり食べながら泣いた。12月の寒空の下なので、涙が冷えて頬が痛かった。
全体曲もユニット曲も、とにかくいい曲ばかりで…



失礼しました。思わず「Eterniteen Age!!!」の歌詞をデカデカと貼り付けてしまいました。

プリントして天井に貼って毎日寝る前に読みたい。 


〜余談②〜

SideMにハマったタイミングでSpotifyからAppleMusicに乗り換えたので、「今年聞いた曲」の偏りが大変なことになった。

全部に覚えがあって困る

当然、今年一番聞いたジャンルは「アニメ」だった。



⭐️ワケ⑥:3Dモデルの技術がすごい


3Dライブ、とにかく全てがすごい。アイドルが歌って踊っている。
その3Dモデルの滑らかさはもちろん、
ステージが汗で濡れていたり、「山下次郎は他メンよりDa値が低い」といったダンスの個性が反映されていたりと、とにかく描写が細かい。これも実在性ってやつなのか?

表情もころころ変わるので、
え?今山下さんウインクした?と初見時は大騒ぎしてしまった。

特に度肝を抜かれたのが

DRAMATIC STARS「Change to Chance」の
サビ部分(1:06〜)

大事なサビの冒頭で、あえてアイドルではなく客席から見た輝くステージを映している

ペンライトの海が綺麗やね…

全然ドラスタのこと知らないのにカメラワークだけで大興奮だった。あと衣装がキラキラしてて綺麗。

また、これとは別にファンコンなるものもあるらしく、これも面白い。
これは裏側の話になってしまうが、アイドルを演じるモーションアクターさんがいて、その上でステージにはアイドルたちがいるように見せている。はずなのだが、

え?

いる

山下さん、やはり動きがのめっとしてて最高。手足が長いからターンが映える。1人だけ両手振ってるの可愛い。あっハイタッチした。

分かる。

山下次郎ならそうした。(フリーレンP)

実際に踊っているところを見たことないはずなのに、そうそうこの動きするよね!と思わされるのは気のせいなのだろうか。いちいち動きが正解すぎる。これも幻覚の一種なのか。頭痛くなってきた。脳みその使ったことのない部分が活性化している気がする。

このあたりの動画を見て、なにやらすごいものが見れそうだぞ!と思ったのも、SideMを追いかけようと決めた理由の一つだった。

⭐️まとめ

以上、長々と書いてしまったが、結局「面白そうでチラチラ見ていたらいつのまにかプロデューサーになっていた」、というのが結論だ。
アイマスは、「アイマスにちょっと興味がある人間」をプロデューサーにするまでのレールの敷き方がうまい。

正直アイマスは歴の長いファンが多い成熟したコンテンツだと思っていたので、なんとなく手を出しづらいなという空気を勝手に感じていた。
しかし実際は全くそんなことはなく、新規も超ウェルカム。

公式がこんな動画もあげてくれている。優しい。

とはいえ、息の長いコンテンツにはそれだけの歴史がある。

長年追っていたからこそ分かる空気感だったり、小ネタ、熱い想いもあるだろう。
実際、他Pが語るSideMの話もあんまり理解できていなかったりする。
(Jupiterの受難・カレーパンが異常に美味い・事務所の屋根が飛ぶetc…)
さらに声優も詳しくないので「〇thの〇〇での〇〇さんの〇〇のフリがよくて〜」みたいな話はよく分からない。
これらはどのジャンルでも言えることで、別に不満はない。ただ、遠い親戚の昔話を聞いてるみたいな、少し他人事のような距離を感じる。
でもそれって、同時に結構ワクワクする。

もちろん、過去の出来事をリアルタイムで応援できなかったことへの悔しさはあるが、
点と点が繋がって、ネタを理解できた瞬間の爽快感も間違いなくある。
それに、なにやら熱いらしい展開にファンが盛り上がってる様子を見ると、こちらまで楽しくなる。
これも新規ならではの楽しみなのかなあとか、勝手に思ったりするのだ。

そんなSideMは今年で10周年らしい。すご。
アニバーサリーイヤーを迎えるこんな素敵なコンテンツに出会えて、嬉しい限りだ。

ここまで読んでくれた方、いるか分からないがありがとうございます。
これからはプロデューサーとして、アイドルたちと共に走っていきたいです。
SideM、315!

これからよろしくね

(でもやっぱりもっと早く次郎さんのプロデューサーになりたかったな~)

以上!




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