IWONとは
IOWN構想って何やねん?
NTTが提唱する光を中心とした革新的技術を活用したネットワーク・情報処理基盤の構想です。2024年の仕様確定、2030年の実現をめざしています。
IOWN構想は、無限エネルギー「イデ」によって動く巨大ロボ「ΙΔΕΟΝ」を動かす構想~って…それはイデオンやがな( `ー´)ノ
ちなみにイデオンは、70年代の古いアニメですが、ギリシャ文字のΙ(イオタ)、Δ(デルタ)、Ε (イプシロン)、Ο(オミクロン)、Ν(ニュー)を重ね合わせた文字「ΙΔΕΟΝ」=「イデオン」に由来したロボとの設定だそうです。
IOWNは、麦わらの帽子の君が揺れたマリーゴールドに似てる~♪と歌う歌手として有名です~って…それはあいみょんやがな( `ー´)ノ
IOWNは、あいみょんに似てるけどあいみょんではありません。
アイオンと読みます(笑)
IOWN は、Innovative Optical and Wireless Networkの頭文字ですが、I own(アイ オウン=私はもってる)の意味も含んでいるそうです。
今までNTTの構想はなかなかうまくいかなかったことが多いのですが、今回は、IOWN構想に賛同する企業が推進する国際フォーラム活動「IOWN Global Forum」を2020年1月に設立するなど、着実に進めています。
2021年4月にはNTTと富士通は「持続可能な未来型デジタル社会の実現」を目的とした戦略的業務提携をしたりもしています。
オウンゴールしないようにがんばってほしいです(^^♪
IWONを支える3つの分野
冗談はさておき、IOWNは次の3つの主要技術分野から構成されているすごい構想です。3分野とも、ついていけないくらいすごいんです。
オールフォトニクス・ネットワーク(APN: All-Photonics Network)
<情報処理基盤のポテンシャルの大幅な向上>デジタルツインコンピューティング(DTC: Digital Twin Computing)
<サービス、アプリケーションの新しい世界>コグニティブ・ファウンデーション(CF: Cognitive Foundation®)
<すべてのICTリソースの最適な調和>
オールフォトニクス・ネットワークは、「全部光」という意味です。
ネットワークはNTTのNGN網ですでに日本全国光ファイバでつながっています。さらに端末、チップの中にまで新たな光技術を導入します。エレクトロニクスはどうしても熱を発生し電力を要しますが、光のフォトニクスにすることにより、これまで実現が困難であった超低消費電力化、超高速処理を達成します。発想が別次元ですね。
デジタルツインコンピューティングは、「現実とサイバーのツイン世界」です。現実の世界にあわせて、サイバー空間上にコピーをつくり、ツインで問題解決する構想です。サイバー世界でヒトの内面をも再現し、相互作用を実現することをめざす、さらに現実とサイバーを一部を交換したり、融合したりする挑戦です。どういうこと?マトリックスか⁉
コグニティブ・ファウンデーションは、「枠組みを超えて最適化・調和」します。あらゆるICTリソースを全体最適に調和させて、必要な情報をネットワーク内に流通させる機能です。例えば、4G/LTEや衛星通信、Wi-Fi、WiMAXなど種類をこえて最適化してユーザーが無線の通信を使える技術などもひとつの例です。ほんとにできるの?
ひとつひとつ、どえらいことなので、詳細はまたの機会にしたいと思います。