スマートデバイスの進化
スマートフォンをはじめとするスマートデバイスは、日々進化し続けています。新たなICTサービス・技術等の利活用によりどのような解決策が示せるかに注目が集まっています。その一方で、サイバー攻撃の高度化等の情報セキュリティに関する脅威も拡大すること間違いないでしょう。
IoT
IoT(Internet of Things)は、モノのインターネットとも呼ばれ、電化製品や計測機器などをインターネットに接続して、事業者のサーバなどとの間で通信できるようにして、情報交換や自動制御などを行うことです。
電力会社のスマートメータでは、LTE回線を利用して30分ごと電力量を自動検針します。スマートメーター本体、スマートメーター用通信回線、データ自動収集機能を導入から運用・保守に渡ってワンストップで提供します。
ウェアラブルデバイス
ウェアラブル(Wearable)とはWear(着る)+able(できる)で「身に着けられる」という意味を持つ言葉で、衣服や腕、首などに装着可能なIoT機器やコンピューターのことを指します。手が塞がっている状態でも操作できるため、作業中やスポーツをしているときにも利用することが可能です。
PPG「光電式容積脈波記録法」(Photoplethysmography)、ECGセンサー(心電図測定センサー)、加速度センサー、ジャイロセンサー、アイトラッカー「角膜反射法」(PCCR)などの技術が使われています。
ロボティックス
ロボティックス(Robotics:ロボット工学)とは、ロボットの手足を稼働させるための動作機構や、センサ、ロボットを自律的に動作させる研究(ロボットの設計・製作・制御)を行う学問「ロボット工学」を指します。
ロボティックスはとても便利ですが、ロボットを動かすソフトウェアは人間が管理しなければいけないため、エンドユーザーに起因する従来の問題に加えて、ロボット特有の問題に関連したリスクにも備えなければいけません。
TOF
ToF(Time of Flight)とは、光が対象物にあたって反射した時間(飛行時間)を測ることで三次元的な情報を計測する方式のセンサをいいます。ToFは素早くインストールでき、費用対効果の高い手法です。
またコンパクトな構成からなり、使い勝手がよく、1cm単位での精確性、高いフレームレートといった特徴を有しています。
コネクティッドカー
コネクテッドカー(Connected car)とは、ICT端末としての機能を有する自動車のことであり、車両の状態や周囲の道路状況などの様々なデータをセンサーにより取得し、ネットワークを介して集積・分析することで、新たな価値を生み出すことが期待されています。
https://navikuru-car.com/connected-car-19295
具体的には、事故時に自動的に緊急通報を行うシステムや、走行実績に応じて保険料が変動するテレマティクス保険、盗難時に車両の位置を追跡するシステム等が実用化されつつあります。
日本ではトヨタ自動車が「T-Connect」として実装を開始しています。