稲刈りしました!食の安全保障を考える
稲刈りしました!
もう11月になりましたが、やっと稲刈りをしました。セメントなどをまぜるために使う「トロ舟」を田んぼとして使って、春に植えた苗はすくすくと育ち、小ぶりですが、たわわに実りました!(上の写真)
垂れた稲の根元をにぎってハサミでチョキンと切って収穫!
自然の恵みに感謝です。
食糧管理法があった時代
高校時代、これからは食が大事!バイオの時代だ!と意気込んで、農学部に入学。大学の広い農場で稲もありました。1年生のときは農場の手入れをやったものの、稲刈りをしたかどうか定かでありません。今日の稲刈りは昨年バケツで育てた稲に続き2回目の収穫でした(^^♪
大学ではコメの流通について学び、指導をうけながら卒論を書きました。当時、新潟や山形、宮城と米所の農協をまわったことをよく覚えています。米はかつて食糧管理法に守られて自由に売買できず管理されていました。自由に取引されるコメは「自主流通米」「ヤミ米」と呼ばれ違法行為でした。
しかし日本ではコメの消費量はだんだん落ち、減反政策も行われて、食糧管理法はその必要性はうすれ、26年前の1995年(平成7年)11月1日に廃止されました。そして現在は主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律(食糧法)に引き継がれました。
中国でタンパク質の合成に成功⁉
聞くところによると、中国のおける食の意識は日本より何倍も高いらしく、食えなくなるのは、体制の存立にかかわることらしいです。
そんな中国がなんと、世界で初めてタンパク質の合成に成功したそうです!
タンパク質の自然界での自然な合成は、一般的に植物または植物内にある窒素固定機能を持つ特定の微生物体内で、自然の光合成によって炭水化物の糖類を形成した後、さらに複数の複雑な生物変換を経て行われます。
これは豚など家畜の飼料用のようですが、中国14億を食べさせるために食の安全保障として、こうした技術は、非常に重要な要素と考えられています。
専門家は、「中国は世界の飼料生産・消費大国として、新型非食糧タンパク質の独自イノベーション・研究開発をもって、大豆タンパクへの依存度を徐々に引き下げ、その代替を果たすことに戦略的に重要な意義がある」と述べた。
食糧の6割以上を輸入している日本の食糧自給率はコメ以外は高くないです。有事のときにどれだけ国民を飢えさせることなく、護ることができるのか、食の安全保障も考えないといけないですね。