JIS QのQってなに?
JISは、1949年以来、長らく日本工業規格と呼ばれてきましたが、2019年7月1日の法改正に伴い、日本産業規格(JIS=Japanese Industrial Standards)に改称されました。日本産業規格は産業標準化法に基づき制定されています。
JISのあとにつくアルファベットは部門番号で、そのあとに各部門ごとできめられた番号がふられ、規格番号として識別されます。
JISのうち、管理システムの分野の規格はQがつきます。
JIS Q 270001は情報セキュリティの管理システムを規定しています。この規格を満たし、審査機関から認定を受けた場合、ISMSマークが取得できます。
ちなみにJIS Q 15001は個人情報の管理システムで、認定を受けた場合、Pマークが取得できるようになっています。
ちなみにISO規格は、ISO(International Organization for Standardization: 国際標準化機構)によって作成される規格です。
ISO 9001やISO 14001の原文は英語、フランス語などで作成されますが、日本国内での使用を円滑にするために、技術的内容及び規格票の様式を変更することなく日本語に翻訳され、JISとして発行されています。
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