性善説と働き方改革と、生産性と
頼りない性善説に基づく日本の社会システムと、必勝滅罰の欧米の社会システムの差。
前者は、本質や、目的達成に遠回しがちで、その結果、不要なコストを肥大化させる。
且つ表面的には省人化による効率化を進めているため、不測の事態には大パニック。
後者は、一見しっかりしていないように見えるが、自立した社会システムとなっているため、パニック時にはリスクも低減される。
典型的な事例は、日本の全件チェック前提の自動改札による検札システムと、ドイツの鉄道の”抜き打ち検札”。
日本の場合は、すべての駅に自動改札をつけ、システムに投資し、何ならそのシステムと(新幹線の場合)スマホでの予約変更も連携させる、超優秀なシステム。
だが、一旦システム障害が起きた場合、対応不可能。
おとなしい日本人だから暴動が起きてないが、、近い将来の日本はわかりませんよ。
後者の場合、駅には自動改札は基本未設置。 駅に設置のある打刻機にチケットを通し、乗車時刻を記録。 切符なくても乗れる。 でも、私服検札員が見回りをし、抜き打ちで摘発。
摘発されると大きな罰金が請求される。 ”神の見えない手”に支配されている形。
自動改札の開発もいらないし、パスモも、イコカも全部不要。 システム開発も不要。 ネットワークがつぶれても、列車さえ動けばOK.
合理的だと思います。 日本は、無駄な仕事を作り出す傾向にあると思います。