文スト本誌119話までのネタバレ感想
※本誌最新話のみならず、あらゆる既存媒体やインタビューその他のネタバレを含んだりしますのでご注意くださいね。
栞
119話〜
栞ってなに〜
あつぴの髪の一房が栞の紐だと言い当てていた方は天才ですか…!
栞のあつぴは本の中をあちこち運ばれてその時間軸にひょいと入り込めちゃうんですかね。時間を無視して急に現れた人といえばシグマくんのほうがドンピシャだし、ドスくんの記憶を読むシーンは沢山のページをパラパラめくるようなイメージにも見えましたが。ふたりとも固定されずにどんどん時間が流れてるけど…。
そういえば、シグマくんは初期構想だとムルソーには来ないはずだったそうですね。シグマくんがいなくても太さんはドスくんの異能に気づいて乱さんに伝達していたから、確かに話の大筋は変わらずいけそう。そしたらゴゴリもいなくて純粋に太さんとドスくんの一騎打ちだったのかな。
栞に話を戻しまして、そもそも白紙(書き途中かもしれないけど)の本を書きながら栞を挟む状態とは一体? 常に書きかけの最後のページに挟まりながら都度移動してるんですかね。
辺縁体も何ですか。大脳辺縁系の、大脳が根源たる白紙の文学書あるいはその作者に入れ替わった概念ですか? つまり文スト世界の作者の本能とか情動が詰め込まれた有機体ですか??
あつぴの強さ
ドスくんは虎の爪なら神人を裂けるとか言ってるけど、それもまた嘘なんじゃないの〜? 真に受けたあつぴが神人に立ち向かって返り討ちに遭うのが見たかったんじゃないの〜?(・ω・`) 神人になる前のフクチさんにだって巻き戻しで負けたんだし〜
やつがれの記憶喪失
ドスくんはブラちゃんの肉体、やつがれはブラちゃんの精神の残滓を得て、それぞれに姫を守る騎士の誓いが引き継がれている。でもドスくんはあやちゃんの肉体しか守ってくれなそう〜、世界に一人きりにされて精神が壊れても気にしなさそうすぎる。
一方で、ブラちゃんがやつがれの肉体を使って自分で話していられる時間は長くなかったけど、その意志を受け取ったやつがれは精神の残滓とはまた別に、やつがれ自身の意志としてあやちゃんおよび民草を守っている様子? だとするとあつぴのことがわかっていないのは、ブラちゃんの書き込みとは別の理由が何かあるのかなぁ。アニメの「2時間後」は一見あつぴと意思疎通できてそうだったけど、実はやつがれにあつぴの記憶はなくて、それでも以前と同じ台詞を出したのが嬉しくての微笑みだったんですか? 記憶は戻って欲しいけど、それはそれで可愛いな、あつぴが。明治村に行くまでも夫婦漫才を繰り広げていたものねぇ…
乱さんはご無事ですか?
社長が助けに行ってくれてますか? あとよさのさんは引き続きいずこに… 少女組の安全がわかったのはよかったんだけども
フィッツさんの最終プロトコルは何ですか、日本脱出ですか、本国か英国からの焼却命令ですか、実は旧ギルドと和解してて援軍が来たりしますか、賭けたんなら最後まで探偵社を支援してほしいよ〜〜
おまけ
119話全然関係ないんですけど、漫画ですらないんですけど、拾った日でオダサクが幹部のことを太さんから聞いた話として「相棒」って書いている件。あれは太さんは「相棒」とは言わずに嫌いな相手としてあれやこれやをオダサクに話しただけで、それを聞いたオダサクが「相棒」という表現に落とし込んだんじゃないかなぁって思っていまして! 太さんが幹部に「相棒」って呼びかけるとき、オダサクが名付けてくれた関係性を大事にする気持ちが込められてるんだったら素敵じゃないですか〜?
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