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白ひげから学んだこと

*今回はワンピースの話が多いので、知らない方、どうかご了承ください。。
(白ひげを知りたい方は、59巻だけでも読んで頂ければ分かると思います!)



それにしても、白ひげには生きていてほしかったなとつくづく思う。

僕の中で、ワンピース好きなキャラランキングを作るとしたら、白ひげはかなり上位に来るだろう。

圧倒的な強さはもちろん、行き場に困る海賊を家族として迎え入れる器のデカさ、家族への愛情深さと、そしてなんと言っても、立ちながら死ぬという力強い最期。

黒ひげ海賊団に襲われて死んでしまうわけだが、彼の背中には一切の逃げ傷なし。
その姿が、彼の人生を物語っていた。

死なないで欲しかったが、もしあの場面で白ひげが生き残っていたら、彼の「伝説感」は少し弱まっていると思う。

桜はすぐ散ってしまうからお花見が盛り上がるし、花火も打ち上がった後パラパラと消えてなくなってしまうから、より綺麗なものだ。

人も「死」があるからこそ、生き様が輝く。


「不老不死の券」がもし売っていたら、いくらまで出せるだろうか?
いや僕は買わないと思う。

エネルは自らの能力、電気で己の心臓をマッサージし蘇生したし、ドフラミンゴも同様、糸の力で回復した。


彼らのように、ちょっとのことでは死なないと自覚している者は、悪いことに頭を働かせるんじゃないかと思う。

少し話はずれるが、「批判」というものは必要なのだろうか?

「批判があったから頑張れました」と言う人をたまに見る。確かに、原動力になる場合もあるのかもしれない。

けど、少し美化しているようにも見える。本当はすごく腹が立っただろうし、落ち込んだはず。

批判をよくする人は、すごく暇なんだなと思う。

誰かが粗相しようが、結果が出なかろうが、本来はどうでも良い。


白ひげは他の海賊団を批判したか?
彼は批判なんかせず、家族のため、自分のために真正面から闘いに行った。

そうであるべきだと思う。

批判している間に、人生はどんどん過ぎていく。いつか死んでしまうのに、そんなことに時間を使うのはあまりにももったいなすぎる。

周りにつべこべ言ってないで、白ひげのように、己を磨き、家族を愛し、身を晒し闘った方が、かっこいい。

そんな人間、いずれはそんな親父になりたいなと思ったのでした。

読んでいただきありがとうございました!

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