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絶対に読んだほうがいい本を紹介します
これは、著名人の方がXでお勧めしていた本。
Kindleで安く売られていたので、買ってみた。
電子書籍は初めてだったが、とても良かった。
物体がいらないので読みたいときにすぐ開けるし、ページを捲る手間もない。手軽さがすごく気に入った。
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ブッダとはみなさんご存じ、仏教の開祖。
彼がどのような考え方をしていたのかがわかる本である。
超簡単にまとめてみようと思う。
全ての悩みはたった一つのことから始まっている。それは“心の反応“である。
イライラ、憂鬱、不安。悩みの始まりであるそれらの反応は、誰かによって引き起こされてるのではなく、すべて自分が作り出している。
苦しみをもたらしているものは、快(喜び)を求めてやまない〝求める心〟。
求める心とは、7つの欲求に分かれる。
1.生存欲2.睡眠欲3.食欲4.性欲5.怠惰欲(楽をしたい)6.感楽欲7.承認欲(認められたい)。
人は求める心を持っており、その欲求に心は反応する。時にその欲求に満たされ、時に叶わない不満が生まれる。その繰り返しが人の人生なのである。
心の反応の解決方法は、「無駄な反応をしない」こと。
では無駄な反応をしないためにはどうすれば良いか?
1.正しく理解する
・現実を受け入れられない→受け入れるのではなく、「ある」ものを「ある」と理解する。
・悲しいことがあった→自分はいま悲しんでいる、と理解する。
その反応が起きたことをまず理解することで、余計な反応を生まずに済む。
2.心の状態を見る
・言葉で確認する。
→私は今、疲れている。イライラしている。など
・感覚を意識する
→手を握るとこんな感覚になる、呼吸でお腹の膨らみを感じてみる。など
・分類する
湧き上がった反応を、貪欲、怒り、妄想の3つに分け、それを理解する。
貪欲→求めすぎ、期待しすぎ
怒り→求める心がある人間には怒りはつきもの。自分はいま怒っている、と理解する
妄想→人間が最も得意なこと。妄想してしまっている、と客観的に言葉で確認する。
超簡単にもまとめることができていないが、長くなってしまうのでこんな感じに。
中でも、反応しないマインドとしてすごく参考になる考え方に、僕は心を打たれた。
ある理不尽な文句を言ってきた相手に対して、ブッダはこう言った。
ブッダ「あなたが自宅でふるまったごちそうを客人が食べなかったら、それは誰のものになるか?」
相手「それは当然、私のものになる」
ブッダ「あなたは、その食事をどうなさるか?」
相手「それは自分で食べるだろう」
するとブッダはこう言った。
「もし罵る者に罵りを、怒る者に怒りを、言い争う者に言い争いを返したならば、その人は相手からの食事を受け取り、同じものを食べたことになる。
わたしはあなたが差し出すものを受け取らない。あなたの言葉は、あなただけのものになる。そのまま持って帰るがよい。」
反応しないことが最高の勝利なのだ。と記してあった。
これはサッカーする上でのメンタルにも通ずると思う。
自分や味方のミス、相手選手や相手サポーターからの煽り、審判のジャッジなど、プレー中は心が反応してしまう事象がとても多い。
そんな中でいかに心を乱さずに集中し続けることができるか。
無駄な感情を防ぐ上で大事なのは、最初から「反応しない」という前提に立つこと。
似たようなブログを何年か前に書いていたので、よろしければ是非。
些細なことですぐイライラしてしまったり、不安になってしまったりする人、人間関係に困っている人など、とにかく多くの人にお勧めしたい本ですので、手に取ってみてください!!