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「ナイス」の基準

お世話になります!宇都木です!

今回は、特にトレーニング中などによく飛び交う、「ナイス」について考えてみました。

学生時代、監督が発する「ナイス」を注意深く聞いていた時期がありました。
どんなプレーを好んでいるかがわかれば、試合に出れることに繋がると思ったから。
それを聞いていると、ある気づきがありました。
ナイスが、軽く、ブレている時があると。

こんなプレーにナイスを言うの?や、同じプレー選択が続いた時、さっき注意したのに今のはナイスなの?というような。

当時はこの違和感を深く追求しようとはしなかったが、最近耳にしたものと繋がったのです。

それは陸上短距離の為末さんの言葉。

組織において、どこを目指しているかより、何が当たり前になっているかが大事。

ナイスの基準をどこに置く?

目指している場所(目標)より、何が当たり前になっているか(基準)がどれくらいかが重要であると。

チーム内でのナイスが軽かったり、ブレていたりすると、気づかないうちに基準が下がってしまう危険がある。
何気なく使っている「ナイス」は、意外と気をつけて言う必要があるんじゃないかと思うのです。

なぜならそれが、為末さんのいう「何が当たり前になっているか」が上がるのか下がるのかに影響し、チームのレベルを決めるから。

ナイスの基準は人それぞれ違うので、様々であっていいと思うが、チームとしての「ナイス」は揃っていた方が良いのではないか。
そしてその基準の高さとチームの強さは比例する。

何がナイス?

あと、何がナイスだったかを細分化して伝えてあげるのが大事だと思っている。

今のはパスが良かったのか(質)、見ていたところが良かったのか(視野)、それを通そうとチャレンジしたのが良かったのか(姿勢)。

選手が選手に言う「ナイス」も、こうして伝えることでプレーの共通認識を持つことができる。

基準が上がっていくようなナイスを心がけ、強いチームの一員になっていきたいと思ったのでした。

読んでいただきありがとうございました!

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