ドローン包括申請の更新は2ヶ月前から!【忘れると超面倒なことに】
初めまして!
ドローンスクールを運営しながら、飛行の許可取り、空撮動画編集、ドローンSNS・YouTubeの投稿を行なっているBird-Eyeです。
国土交通省から発表される、難解な解読文を楽しく解説していきます。
なんだ、難しく書いてあるけど意外と簡単!
そう思っていただけるような投稿を心がけていきますのでお付き合いください。
さて、せっかく1年間もらったドローンの飛行許可「包括申請」の更新を忘れるとまた最初からになってしまいますね。
ドローンの事をあまりご存知ない方のために簡単に説明すると、ドローンを飛ばすときの方法として、本来禁止されている
・目視外飛行
・DID地区(人工集中地区)上空の飛行
・人、物件から30m以内の飛行
・夜間飛行
この「特定飛行」と言われる4つの飛行が1年間、しかも日本全国でドローンを飛ばしていいよ♪と国土交通省からお墨付きをもらえる許可証のことです。
これがあれば、国家資格も民間資格もほとんど違いなくドローン飛行が可能なんです。
通った先が親切なドローンスクールなら「初めての包括申請は無理だろう…。」と 言って、一緒に進めながら取得した人も多いのではないでしょうか。
でも気をつけて!
許可証の期限は1年間、それを過ぎるとまた超面倒な作業を自分で頑張るか、行政書士の先生にお願いするハメに(泣)
そうならないためにすることをこれからお話します。
有効期限内に行うべき!包括申請の更新は有効期限の2ヶ月前から
包括申請の更新は、有効期限の約2ヶ月前から行うことができます。期限の2ヶ月前になったらDIPS2.0を確認してみましょう。
DIPS2.0にログインする
ご自身のIDとパスワードでログインしたら「飛行許可・承認申請へ」をクリックします。
ページが遷移したら「更新申請」をクリック。
バーを少し右へスライドすると出てくる「更新」をクリックします。
この画面が表示されたら「はい」をクリックします。
ここから更新作業に入っていきますね
年間を通じて飛行するに「はい」、飛行の開始日(10開庁日以降)を入力します。終了日は空白でOK。
思い出してください。
飛行許可の申請には、国土交通省の休みを除く必要があるため、10開庁日以降からの日付を入力する必要がありましたね。
ですので、包括許可の効力がない日数をできるだけゼロにするために、早めの申請をおすすめします。
次の画面であなたが加入している保険の内容を入力していきます。
受け取る許可証の形式を選択して「次へ」をクリックします。
なんだか面倒なものが出てきますが、難易度の高い飛行は年間包括許可を出せないため「個別申請が必要ですよ」という意味なんですね。
夜間目視外飛行
DID地区の夜間飛行
夜間の目視外飛行
補助者を配置しない目視外飛行
この4つに該当しなければ「はい」をクリックします。
これで申請は完了しました。
更新作業だけだと随分短時間で済みますね。
申請したら本当に書類が審査されているか確認していきましょう。
DIPS2.0のページから確認できます。
トップページから「飛行許可・承認申請へ」をクリック。
次のページで「申請書一覧」をクリックします。
手続き状況が「審査中」または「審査待ち」になっていれば大丈夫です。
航空局によると2024年4月末ごろに、審査中のステータス表示が変更されたそうです。
「審査待ち」→「審査中」→「許可書発行待ち」→「許可書発行済」と変化していたものが、審査中の次は「許可書発行済」と急にステップするようになりました。
いかがでしたか。
通常の包括申請ならこの手順を踏めば15分もかからずに完了するはずです。
包括申請の更新を忘れてしまったら
自力で頑張る
行政書士の先生に数万円で依頼する
この作業レベルを怠ってしまうことで数万円かかるって耐えられませんね。
このnoteを最後まで読んでよかった〜。そう思っていただける方はぜひコメント、好きをお願いします。