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#4 Section1/想いと夢と次のステップ

繰り返す謎の脳梗塞、そして数々の症状。
脳のどこが詰まるかによって、症状は様々でした。耳のみならず、完全に目が見えなくなったこともあれば、脚が使えなくなって車椅子生活を1,2ヶ月は送ったことも、利き手が使い物にならなくなって、3ヶ月ほど左手生活をしたこともあります。副産物として、左手で箸が使えるようにはなりました。これで左手ダイエットはできなくなりましたね。さすがに字や絵は描けませんが。

そんな諸症状も、放っておけば確かに収まって、いつも通り生活ができる…とはいえ、このままでは退院すらままなりません。そして、こういった度重なる脳梗塞が、「若年性脳梗塞」という病名ひとつで片付くとは思えなくなってきました。

そこで私の頭に上がった一案。

朝起きたら今度は足が使えなくなっているなど。

そんな悶々とした気持ちで入院していたある日のことです。入院生活において、担当の看護師さん、ここではRさんと呼びましょう。女性です。その方のとある声掛けが、私が次に進むひとつのきっかけになりました。そちらのエピソードをご紹介します。

背中を押してくれたのは


入院生活において、担当の看護師さん、ここではRさんと呼びましょう。女性です。その方のとある声掛けが、私が次に進むひとつのきっかけになりました。そちらのエピソードをご紹介します。

Rさんは元々、ER(救急救命)で働いてらしたのもあって、見た目と技量ともに頼り甲斐のある、それでいて優しい方でした。お年寄りの入院患者さんの多い中で、飛び抜けて若い私が脳梗塞、さらにはそれを数ヶ月のうちに何度も繰り返して発症しているとのことで、何かと気にかけてくださっていました。今にして思えば私はきっと、看護師さんの目からしても、目立つ患者だったのでしょう。

前置きは長くなりましたが、その看護師Rさんの、とある“声掛け”がこちらです。

なんだなんだ。

そしてそれを聞いた時の私の反応。

「そういうことか!」と。
後々、また詳しく記述していきますが(怖い話はしないのでご心配なく)、私はいわゆる「霊感」が強い人間で、昔から、本当に昔から。それこそ物心ついた時から、そう霊体験が日常茶飯事な暮らしをしていました。…ので、このRさんの、「MeDooちゃんが夢に出てきて…」というお話は、怪しくも何とも思わずむしろ、「有り得るかもな」と腑に落ちたのです。肝心の、Rさんが見た夢の内容、私がそこで何を訴えていたのかは、忘れてしまいましたが。聞いたはずなんですけどね。

というわけで私は、このRさんに背中を押され、その時入院していた病院の院長に、セカンドオピニオンを求めたい旨を伝えました。そして、そこで書いてもらった紹介状を携え、県内で一番大きな病院、大学病院へ行くことになります。

最後に少しひとりごと


Rさんとはこの病院を退院して以降、とんと連絡は途絶えてしまいましたが、この当時の様子を思い出しながらこの記事を書いていると、頭をよぎったことひとつ。
ひょっとしたらまた私は、Rさんの夢に出たりしてるんじゃなかろうか?

そして思ったことひとつ。
夢でもいいけど、今度は今の、元気な姿で再会できたら、そして感謝をもう一度伝えられたら嬉しいなと。

では今日はここまで。
次も皆さまたち、何卒よろしゅう。

ありがとうございました。

MeDoo 拝

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