入院2日目 10/03
6:15起床、あんまり寝れず。相部屋の誰かがコーヒー淹れてるようで良い香りが漂ってきた。プロってる。
隣の人のいびきがクソうるさかったが、軍でも使用されるモルデックスの中でも1番強い耳栓持ってきてたので全然大丈夫だった。
7:00朝食。その後ゆっくり横になって過ごそうとするも、ワックスがけのため荷物ごと部屋追い出される。エレベーターホールで待ってる間に健康チェックと点滴。ワックスがけ終わり部屋に戻ろうとすると、耳鼻科外来から呼び出しあり、点滴持ちながらエレベーターで移動。そのまま入院センターに行き限度額認定証について諸々説明してもらう。病棟に戻ったのちすぐに昼食。忙しい…。
12:10昼食。今まで魚やったけど初めて鶏肉が出てきた。毎回めちゃ薄味だけどうまい、塩分入れなあかんのはただの幻想?キックの倍音周波数は曲のキーに合わせないとダメ絶対思想みたいな。
朝食の時牛乳が出てきてかなり給食感あったので、今日になって小学校の給食のこと思い出してきた。
自分の小学校の給食時の男子達は、まず早食いでマウントを取り合い、それが飽和してきたら次はいかに多く食べれるかになり、どんだけお代わりできるかを競っていた。さらにその競い合いが飽和してきた時、クラスの男子の一人が、「いかに一緒に食べれるか」を提案し出して、牛乳もご飯もおかずも一緒に混ぜて食べる、という奇行に走る。これについては誰も追従しなかったけどひとりだけで続けていてすげーなと思った。その後高校生のころになると「不治の病にかかってしまったから死ぬ前にヤらせてくれ」という旨のメールを、その男子がかつての同級生の色んな女子に送っているという噂を聞いた。
昼食後はダラダラしつつ、今まで突然看護師さんが訪ねてくる感じあったのでなかなか部屋を離れづらかったけど、なんとなくタイム感分かってきたので、ちょっとの合間にロビーに外の景色見に行ったりもできるようになった。
この病院の常連でもある友人のアドバイスもいただき、色々過ごし方を教えてもらっている。あんまり人が来ずゆっくり出来るトイレの場所も教えもらった。昨日そのトイレに行ったけどそのエリアだけ真っ暗闇かつ誰もいないのでゆっくりできるとかのレベルじゃなくめちゃ怖かった。
関係ないけど、未だ小心者の自分はトイレの大で音が出るの恥ずかしいと思ってしまう。たまにトイレで隣の個室に入った人が、臆することなく音全開で用を足しているのを聞くと「かっけぇ…」といつも心の中で思う。
その後パートナーがお見舞いに来てくれて、伝えていたコーヒーのドリップバッグを持ってきてくれた。しかもご近所のナイスコーヒー屋EACH OTHERさんの!ありがたい…。
その後そつなく夕食、読書しながら消灯時間。
入院していたら、飲酒・喫煙、映画や音楽などの娯楽他諸々のことが隠してる、人間本来のプレーンな時間の使い方と欲求を再認識できる気がする。と同時に普段入院前の生活がいかに感性?をマスキングしてるかも分かる。
この感じってヴィパッサナーより似てるやつあったような…って思ってたけど、小学生の時正月に東吉野の祖父母の家に行ってた時の感じに近い。やることなくなり、メモ帳代わりに置いてたチラシの裏紙にボールペンで絵を描く、今じゃそんな純粋なこと出来なくなってるよな。でもなんかそういうノリに引き戻してくれてる感がある。行動がクリアというか。
クリアゆうてるけど耳については良くなってる変化はあまり感じない…。焦らず大事にしていきます。