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益子の住処 #19 大谷石のテラスをつくる
憂鬱が梅雨が来たと思ったら、まさかの梅雨明け!我が家の植物達は水を得た魚のように成長していますが、水不足も心配な今日この頃です。
さて、今回は家の西側につくった大谷石のテラスについて書こうと思います。またしても長文になりそうな予感しかしないですが、最後まで読んでくださると嬉しいです!
大谷石のテラス計画我が家では家の東側が道路に面しており、南側にウッドデッキを設けているのですが、やっぱり少しばか
益子の住処 #18 石積みづくり
まだまだ寒い日が続きますが、自然界では着実に春の準備が始まっていますね。我が家のお向かいの林縁に育つタラノキからは小さな芽が出始めていました。
さて、ついに温めていたこの石積みづくりについてご報告することができます。何といっても、昨年5月より取り組んできたこの石積みづくり。ついに完成を迎えることが出来ました。今回は、そのプロセスについて記しておこうと思います。
なぜ石積みなのかさて、そもそもな
益子の住処#11 雑木林の縁に暮らす植物たち
こんにちは。気付けば秋も深まってきてしまいました。食欲の秋にかまけて食べまくっており、随分と更新をサボっていまいました。
今回は、ここのところずっと悩んでいた、アプローチ植栽エリアのデザインについて記します。この植栽エリアは、以前に整地したっきり放置していたエリアで、夏は草ぼぅぼぅで全然手がつけられていませんでした。
でも、秋は植物を植え替えたりするには適切な時期なので、ようやく重い腰をあげて
益子の住処#10 サウンドスケープのこと
こんにちは。日中は未だに強い日差しを感じますが、夜になると涼しい風を感じるようになりました。場所によっては、稲刈りも始まっているようですね。
今日は、「音」について書きたいと思います。皆さんはサウンドスケープという言葉をご存知でしょうか?直訳すると音の景観となるようです。わかりやすく言えば、森の中で聴く小鳥のさえずりや海辺で聴く波の音などです。
サウンドスケープの効果人間の五感のうちの一つであ
益子の住み処#6 菜園のデザイン
今回は、私の庭の主役と言っても過言ではない、菜園のデザインについてお伝えしたいと思います。
菜園を持つことは私の長年の夢でした。化学肥料や農薬を使わずに自分で育てた野菜を食べたい、そんな思いはもちろんありましたが、2018年に訪れたパーマカルチャー農園(写真下)で育った土を触って、あまりにも気持ちよくて感動してしまいました。「菜園づくりっていうのはすなわち土づくりなのだ」と頭じゃなくて身体で理解
益子の住み処#5 迎え入れる庭のデザイン
我が家の敷地は、車幅4m程の狭い車道に面していますが、ここは近所の方のお散歩コースになっています。雑木林や竹林の中を通る車道で、木陰がとても気持ち良く、冬以外はお散歩に最適なようです。
お散歩がてら、我が家の庭を覗いてくれる方も多く、庭づくりの励みになっています。
空き家として購入した時は、車道側にはブロック塀とアルミフェンスが設置されていて、道行く人とこの敷地とは遮断されたイメージがありました
益子の住み処#4 庭の構想(全体編)
敷地全体の広さは約300坪。家の敷地が約25坪なので、残りの275坪を自分の好きなようにデザインできる。これは幸せなことではあるのだけど、広ければ広いほど何から手をつけていいかわからなくなってしまう。
まずは、庭づくりのコンセプトに立ち戻ってみる。私がこの庭づくりを通じて実現したかったことは「あらゆる生き物が豊かに暮らせる庭」(→詳しくは、益子の住み処#1 庭づくりのはじまり)。このコンセプトを
益子の住み処#3 庭を見守る樹々
ここの庭は雑木林に囲まれています。雑木林の「雑」という言葉の意味には「主要なものではないけれど、たくさんのもの」というニュアンスが含まれているように思いますが、もともとはもっと素敵な意味を持つ言葉だったようです。
日本に現存する最古の和歌集である「万葉集」は、「雑」の巻から始まるそうです。ここで使われている「雑」の意味は、「五色の彩りが一つになる」という意味だそうです。また、雑草の研究者であるの稲