2022年1月12日火曜日
文藝 2022年春季号 雑誌 – 2022/1/7
児玉雨子
1993年生まれ。
毛母腫(もうぼしゅ)の摘出手術。所属タレントのSNS炎上、書き込みの「魚拓」を取る。スクリーショットか。まんたく、っていうのもあったな。
宇佐見りんはとても中上健次 的で家族のドロドロで古風な作風だったが、この雑誌に載ってる金原ひとみ『愛を知らない聖者ども』といい、今のリアルな女の子が出てくる。金原は韓流アイドルの追っかけ、推しについて。この児玉はどんな話だろう。そう、コロナ、コロナ禍、マスク、が入っているのが、今。宇佐見りんのこの作品にはない。乗代雄介『旅する練習』にもコロナ禍があった。コロナ禍を話に入れる入れない、なかなか問題だ。新型コロナウイルス。東京オリンピック。特異な出来事。
宇佐見りん『くるまの娘』は再読したい。
『じゃあ何から産まれたかったの?』
ネットの中傷記事。ほとんどストレートな「殺」「死」とかのフレーズは見られない。数字に変えてみたり。マーカーで色分けしていく。
果たして、今、ネット中傷している方々、成人式に盛り上げる人々と共に、数年後、自分をシェイム、恥じるのだろうか。哀れだわ。
宇佐見りん、金原ひとみ、児玉雨子の今回の作品、みんな両親仲が悪く、心中や、浮気や離婚が普通にある親だった。否、浮気と言わず、不倫という、修復不可能な状態。
そうか、実の親子じゃないのか。実家と混同するので「ホーム」と呼んでいる。擬似親子、母親と娘。
新型コロナウイルスのことを567、ワクチンのことを「和苦珍」。567の正体。
漢字をずっと見ていると、違和感を抱く。「美」という感じがムカデのように足がたくさんある虫に見えてくる。夏目漱石の『門』の冒頭で、奥さんに、あれはなんという漢字だったっけと聞くシーンを思い出した。
豆皿。
児玉は、
道路族?
いつまでも今の生活、環境が続くわけはない。のはわかってる。が、今がよければそれは一番。
2006年のノートの日記が引き出しから出てきた。2007年。なぜ今頃、日記を羅列するのだろう、高校時代の日記。あ、これは誰かわからない子の日記だった。ママの娘の日記、母娘対決。
そこのシッピングモールの場内アナウンスの記述。
怒っても、怒鳴ったらあかんな。といいつつ、僕は先ほど、部屋の電気を明るくなったろうとスイッチを切られたので、怒鳴った。ああ。
女の人は色々生理とかあるし、体調不良な要件がたくさんあるものだ。
ママの実の娘が訳ありで帰ってきた。婚約者の前カノが関係再開の脅迫をしてきていて警察が介入しているそうな。娘にママとの性的な関係を疑われる。実の娘は妊娠していて、彼氏が優しさで前カノとよりを戻すのでは、一人で子供産むのかとかいう話を主人公に愚痴る。シュールで面白い。
ストーカー被害者友の会、というスレッドを読む。
2021//11/03 03:45:21
去年まで、毎晩毎晩電話が来て
誰にも奪われたくない/凸撃 単行本 – 2021/7/21
児玉雨子 (著)
一通り読んだら、漱石論の続きを。
終わりなき漱石 単行本 – 2019/10/26
神山 睦美 (著)
朝からワロタ。
また、今日から雪。
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ (完全版) [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]
形式: Blu-ray
wowowで完全版が放送されていた。
届いたもの。
誰にも奪われたくない/凸撃 単行本 – 2021/7/21
児玉雨子 (著)